Topページ > 投資・資産運用 > これから株式投資を始める人にオススメ、金融に関する映画5選
公開日:2017年3月31日

これから株式投資を始める人必見!の映画を選びました。
映画界の巨匠たちが、金融界を個性溢れる視点で描いた、どれもオススメの映画ばかりです。楽しみながら、金融を学ぶこともできます。

これから株式投資を始める人にオススメ金融映画5選

はじめに

金融の映画は「事実」を元にしたものが多くあります。近年では、リーマン・ショックを題材にしたものが多く作られました。それだけ人々の関心が高く、興味深い題材だということでしょう。

今回選んだ映画は、その金融界の「事実」や「実情」を、映画界の巨匠たちが個性溢れる視点で描いた、どれもオススメのものばかりです。楽しみながら、金融を学ぶこともできます。

「インサイド・ジョブ〜世界不況の知られざる真実」(2010年)

 

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リーマン・ショックはなぜ起きたかを、専門家や政治家へのインタビューを交えて暴くチャールズ・ファーガソン監督の経済ドキュメンタリー映画。

IMF(国際通貨基金)理事のドミニク・ストロス・カーン氏、著名投資家のジョージ・ソロス氏、シンガポール首相のリー・シェロン氏、など大物が次々に登場しインタビューに答えます。

映画はアイスランド危機から始まり、「これまでの経過」「バブル」「危機」「説明責任」「我々の現状」などの5つのパートに分かれて展開していきます。

「インサイド・ジョブ」とは内部者の犯罪という意味であり、映画の中でフィナンシャル・タイムズの名物論説委員のマーティン・ウルフ氏が「アメリカの金融は、国による『ネズミ講』だ」と断じています。世界恐慌の知られざる真実を深く知ることができる映画です。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013年)

「投資の世界はまさにジャングル」のセリフで始まるこの映画は、マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオがタッグを組み、1980年代から90年代にかけて実在した株の詐欺師ジョーダン・ベルフォードの回想録「ウォール街狂乱日記ー『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」を元に映画化したものです。

ディカプリオ扮する主人公の新人証券マン・ジョーダンは、ブラック・マンデー後に仕事を失い、クズ株のセールスを始めます。その天才的で巧みな話術で人々の心を掴み、ウォール街で大成功し「ウルフ」と呼ばれるようになります。しかし、富と名声を手にした後は、セックス、ドラッグ、女に溺れ、転落の人生へ。

ジョーダンは悪質な詐欺師ですが、そのプレゼン能力の高さは天才級で一見の価値があります。映画を通じて、ジョーダンが生き抜いてきたバブル期当時のウォール街のハチャメチャな狂乱ぶりや、金融詐欺の実態が伺い知れます。

「ウォール街」(1987年)

 

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オリバー・ストーン監督。野心と若さだけはある証券マンのバド(チャーリー・シーン)が、冷酷で強欲な投資銀行家ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)と出会い栄光と挫折を知る映画です。

実際の「ウォール街」にも影響を与えたというこの1980代の伝説の映画は、公開当時、カリスマ投資家ゴードン・ゲッコーに憧れて、ダークスーツに黄色のネクタイが大流行、また実際の「ウォール街」に職を目指す若者が後を絶たず、社会現象にまで発展しました。金融界の実情をベースにしながらも、基本は父と子の物語であり、そのドラマティックなストーリー性も高く評価されています。アメリカでは「常識」といわれる映画で、経済・金融の記事でも多く引用されています。これから株式投資を始めたい人必見の基本のムービーです。

「マネー・ショート」(2015年)

 

「ライヤーズ・ポーカー」で有名なマイケル・ルイス著の「世界の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」(2010年)の映画化。アダム・マッケイ監督。2008年のリーマン・ショックで、巨額の利益を叩き出したトレーダーにフォーカスして描いたノンフィクション映画。クリスチャン・ベイルやライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットなど豪華キャストの共演も話題となりました。

金融トレーダーのマイケル(クリスチャン・ベール)はサブプライムローンの構造的欠陥に気づき、「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引で大手銀行を相手に大勝負を賭けます。銀行家のジャレット(ライアン・ゴスリング)はマイケルの戦略を知り、ヘッジファンドのマークを巻き込み、伝説のトレーダー、ベン(ブラット・ピット)なども現れて……、とリーマン・ショックが起こるまでの過程をトレーダーや投資家の視点を通してスリリングに展開していきます。

また、このトレーダー達がとても個性的。「強欲」という日本語を個室に飾り、ドラムを叩きながらトレーディングする元医者のマイケル、弟の死に精神を病みながらも取引するマーク、イギリスで優雅な引退生活をしながらパプでトレードするベンなど、独自のスタイルで取引しているのも見どころです。金融界の実情とリーマン・ショックの真実が楽しみながら分かります。

「キャピタリズム〜マネーは踊る」(2009年)

 

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社会派で知られるマイケル・ムーア監督のアメリカの資本主義の本質を描き出す痛快マネー・エンターテイメント映画。

ムーア監督は、1%の富裕層が95%より多い富を持ち、独占的に支配し利益を得る社会を皮肉とユーモアを交えながら警告。住宅ローン破綻による住宅の差し押さえで家を失う人々、大量解雇に呆然とする労働者、一方で金融機関には大量の税金が投入されー、とアメリカの民主主義がウォール街主導の資本主義に食いつぶされていく様子を徹底的な取材で浮き彫りにしていきます。

また「国民の金を返せー!」と金融機関に装甲車で突撃したリ、警察が現場で貼る黄色のビニールテープで金融機関の建物をぐるぐる巻きにしたり、監督自ら巨体の体を張って追い詰めていきます。現場主義の監督の目を通して、アメリカという国の実態がわかる映画です。

ご紹介した映画は、どれも金融の世界を鋭く描いていながらも、気楽に楽しんで観ることができるものばかりです。これから株式投資を始められる人は、ぜひチェックしてみてください。

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