Topページ > 投資・資産運用 > お小遣いを投資に、月1万円で始められる積立投資方法
公開日:2017年3月23日

将来のために貯金をしても、預貯金でまとまった資産を作るのは難しくなっています。ご存知のように、マイナス金利が導入されてからは、メガバンクの普通預金では年利0.001%。
このような状況のなか、資産作りのために投資は不可欠です。投資には、まとまった資金が必要というイメージがありますが、実は月1万円からでも積立できる方法があります。身近になった積立投資で、将来のための資産形成を今から始めてみませんか。

NISAと積立NISA、選べるようになります

NISAとは、株や投資信託などの運用益や配当金を、一定額非課税にする制度です。つまり、通常なら20.315%の税金がかるところ、NISAなら、投資で儲かった分に税金がかからないということです。2014年から始まった制度ですが、2016年1月から非課税の枠が毎年120万円に増えました。そのため、投資金額120万円までであれば、株式や投資信託の値上がり益や配当金(分配金)に対しては非課税となっています。非課税期間は最長5年間です。

このNISAに、新たな制度が加わります。それが積立NISAです。積立投資は、安定的で計画的な資産形成方法です。現行のNISAでは積立型の投資に利用しにくいため、積立NISAが新たに創設されました。積立NISAの非課税枠は年間40万円まで。非課税期間は最長20年間です。分散投資で運用をしますが、投資先は金融庁の定めた要件を満たす必要があります。現行のNISAと積立NISAはどちらかを選ぶようになります。毎月1万円の積立投資なら、迷わず非課税期間の長い積立NISAですね。

〜NISAについてもっと知ろう〜
税制メリットの大きな「NISA」投資、完全指南書

個人型確定拠出年金、iDeCoのメリット

2017年の1月から、すべての現役世代が基本的に加入できるようになった個人型確定拠出年金、通称iDeCoもまた、大きな節税メリットがあります。毎月5000円から始められ、積み立てた掛金は全額所得控除が受けられます。たとえば、毎月1万円の積立をしたら年間で12万円の掛金です。所得税の税率が10%、住民税の税率が10%であれば、あわせて2万4000円の節税になるのです。これは、たとえ運用益が0でも節税メリットがあるということ。iDeCoの運用先は投資信託だけでなく定期預金もあります。ぜひ活用したい制度ですね。運用益に対しても非課税のメリットがあるので、多くの商品から投資先を選ぶのも楽しいですよ。

注意したいのは手数料がかかること。金融機関によって違いがありますが、口座管理手数料と、運用先が投資信託であれば信託報酬が必要です。また、iDeCoは老後資金作りのための制度なので、基本的に60歳まで引き出すことができません。

〜iDeCoについてもっと知ろう〜
【特集】税金控除から運用方法まで確定拠出年金(iDeCo)の賢い使い方

株式投資のスタートに最適、端株(はかぶ)とは?

投資信託もいいけれど、やっぱり投資といえば株式、と考える方もいるでしょう。確かに、株式には投資の醍醐味があります。株式投資も、月1万円から始めることが可能です。株には最低売買単位(=単元株数)があり、たとえば株価が500円の銘柄があって、単元株数が1000株なら、通常は50万円の資金が必要になります。しかし、単元株数に満たない「端株」による投資法があります。扱っている証券会社は限られていますが、マネックス証券のワン株、カブドットコム証券のプチ株、SBI証券のS株などから選べます。株式投資には証券会社への手数料も必要ですが、ネット証券ならお手ごろなので、月1万円からの投資先に、株式も選択肢のひとつになりそうです。

投資先に迷ったら、ロボアドに相談

数多くの投資先から最適な商品を選ぶのは、投資のベテランでも迷うもの。そんな時は最近話題のロボットアドバイザー(通称:ロボアド)に相談してはいかがでしょうか。銀行や証券会社などが、インターネット上で無料サービスとして提供しています。いくつかの簡単な質問に答えると、最適な投資先の組み合わせが診断結果として出てきます。ひとつの指標として参考にするとよいでしょう。

番外編 おつり投資

おつり貯金の感覚で、投資ができるアプリが2017年春にリリース予定です。クレジットカードやマネーカードで支払いをする時に、支払いは100円単位として端数を投資にまわします。たとえば、250円の買物を電子マネーで支払ったら、電子マネーからは300円引き出され、250円は支払いに、おつりの50円は投資資金になる計算です。1万円よりさらに少額から始められるので、要チェックですね。

今話題の、おつり投資ができるアプリとは?世の中に貯金法は数々ありますが、「おつり貯金」をしたことはありますか?おつり貯金とは、外出先での買物は紙幣で支払って、帰宅したらおつりの小銭は貯金箱に入れて...

月1万円からはじめる積立投資は、ローリスクで資産作りをするファーストステップに最適です。将来のために、ぜひ最初の一歩を踏み出してみませんか。

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