Topページ > 投資・資産運用 > 不動産オーナーに!?投資信託「不動産型」の仕組みを解説
公開日:2016年12月26日

銀行に預金を置いておいても金利はほとんどつかないし、不動産投資でもしてみよう!と思ってもリスクが高そう…と二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか?マンションの一室を購入して投資するにしても都内の中古で1000万円以上は必要です。今回は、少額でしかもリスクを抑えて不動産オーナーになれる不動産型投資信託の仕組みを解説していきましょう。

投資信託の種類のひとつ「不動産型」の概要と特徴

投資信託には、国内株式・国内債券・海外株式・海外債券などの種類がありますが、ビルやマンションなど不動産に投資するものが「不動産型」投資信託で、REIT(Real Estate Investment Trustの略)といい、日本のJ-REIT、海外の国際REITに分けられます。多くの投資家から資金を集めて不動産を購入し、そこから得られる利益(賃料、売却益など)を投資家に分配するという仕組みです。

「不動産型」で運用するメリットは?

① 少ない金額で不動産投資ができる

「不動産型」投資信託は、多くの人から集めた多額の資金で不動産投資を行い、その利益を分配する仕組みなので、少額で不動産投資ができます。月々積立していくなら1000円からできるものもあります。

② 分配金が高い

不動産投資の利益といえば家賃やテナント料などの賃料収入です。賃料は定期的に支払われ、空室リスクも考慮した投資をしているので安定的で高い分配金利回りを期待することができます。また、賃料は物価に連動する傾向にあるのでインフレに強いともいえます。

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③ 株への投資より税制面で有利

株主として一般の株式会社に投資すると利益から法人税を支払い、その税引き後の利益から配当を受け取りますが、「不動産型」は利益の90%超を投資家に分配することを条件に税金が免除されます。つまり同じ利益のある株式と「不動産型」投資信託であれば「不動産型」のほうが高い分配金をだせる仕組みなのです。

「不動産型」で運用するデメリットは?

① 「不動産型」ならではのリスク

「不動産型」投資信託は自分自身で直接購入していないとはいえ、投資先は実物不動産です。火災や地震等の予測できない出来事があるとその価値に影響を受けます。

② 上場されている「不動産型」にあるリスク

一般の投資信託はその投資の運用成果にかかっていますが、証券取引所に上場されている「不動産型」投資信託は市場における需要と供給の状況に応じても変動します。また、運用法人が倒産するとその「不動産型」投資信託は上場廃止となってしまいます。

少ない元手で不動産オーナーになれる「不動産型」投資信託はとても魅力的です。メリット・デメリットを理解して、分散投資のひとつにいれてみてはいかがでしょうか?