Topページ > 投資・資産運用 > 【グローバル投資術】FPが教える投資信託「海外債券型」の魅力
更新日:2016年12月29日

海外債券型の投資信託には、債券の発行体に返済義務があるために金利が確定していることで比較的安定した運用が期待できることと、複数の国や自治体など分散することによって信用度や金利など分散することができます。

投資信託の種類のひとつ「海外債券型」の概要 と特徴

海外債券型の投資信託とは、海外の国や自治体が発行する米ドルや豪ドルなどの特定の通貨建ての国債や地方債などで運用する投資信託です。返済期限や金利も決まっていて基本的には償還まで変更されません。保有期間に利子(クーポン)が投資家に分配される分配型が多いことも特徴です。

株式と違って、債券の場合は信用力によって「信用格付け」が設定されます。格付けとは、元本や金利の支払いの確実性を格付け会社が評価し、アルファベッドAAAなどでランク付けしたものです。代表的な格付け会社は、アメリカのムーディーズやスタンダード・アンド・プアーズ(S&P社)などです。S&P社ではAAA〜BBBまでを投資適格債券、BB〜Dまでをハイ・イールド債券と格付けしています。

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「海外債券型」で運用するメリットは?

格付けが高い債券ほど安全性が高いと言えます。アメリカやカナダ、イギリスなどOECD(経済協力開発機構)の加盟国などの国債は安全性の高い債券の代表とされることが多いです。日本の債券と比べて金利水準が高いことも大きな魅力です。また、複数の国の債券に分散投資することで、たとえ一つの国の市場経済が悪くなったとしても、他の国の債券で補うことができるので安定的な成果が見込めます。また、「追加型投資信託」であればいつでも追加で購入もでき、中途換金や解約もできるので高い換金性も魅力の一つです。また、格付けが低いハイ・イール債券などはデフォルトの危険性も含んでいますが、非常に高い利回りが期待できます。

「海外債券型」で運用するデメリットは?

「海外債券型」投資信託のデメリットは、為替変動の影響を強く受けるということです。為替変動リスクを回避するために「為替リスクヘッジあり」の投資信託を選んだ場合、その分コストが信託財産から引かれることになります。「為替リスクヘッジ」とは円と外貨を交換するレートをあらかじめ決めておくことで、将来の為替変動リスクを低減することです。他にも格付けの低い債券が含まれている場合は、デフォルトの危険性(債務不履行のリスク)も否定はできません。

まとめ

海外債券型の投資信託は投資する国や自治体の、信用度や為替変動のリスクなどありますが、その分金利の高いものが多くインカムゲインが期待できることも魅力です。金利の分散だけではなく通貨を分散することで、円安になったときでも、インフレリスクにも備えることができます。

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