Topページ > 投資・資産運用 > FPが教える、投資信託「バランス型」が今支持されるわけ
公開日:2017年1月3日
更新日:2017年1月2日

はじめての資産運用においては、少額で幅広い資産に投資できる投資信託はおススメです。投資信託といっても約5千本という数の商品の中からポートフォリオを組んで商品を選んでいくのはなかなか難しいものです。そんな投資信託の初心者におすすめなのが「バランス型」です。確定拠出年金の商品ラインナップにも数種類用意されています。投資経験者からも支持される「バランス型」について解説していきます。

投資信託の種類の一つ「バランス型」とは?

一般的なファンドは国内債券型、海外債券型、国内株式型、海外株式型、国内不動産型、海外不動産型などがあり、例えば国内債券型の場合、国内債券の中から複数の商品を組み合わせてポートフォリオを作って運用していきます。

投資信託を勉強してそれぞれの特長を理解できたとしても、どのように組み合わせるのか、配分比率はどうすべきか、中々難しいものです。

「バランス型」は国内債券、海外債券、国内株式、海外株式、国内不動産、海外不動産を組み合わせて運用するものです。つまり、自分で資産を組み合わせたり配分比率を考えたりしなくても、「バランス型」1本を購入すれば資産運用の秘訣である「分散投資」ができます。分散投資は、リスクを一定に抑えて最大限リターンを狙う投資方法であり、お金を効率良く増やすには必須の投資方法です。

「バランス型」で運用するメリットは?

確定拠出年金の中では、投資信託を組み合わせてポートフォリオを作って運用することになりますが、リスクを抑えて安定的に運用成果をあげるためには、分散投資が必須であり、それには「リバランス」という作業が重要なポイントとなります。

リバランスとは、運用を続けていくと時間の経過とともに資産配分が変わりますが、資産配分を元に戻すため、値上がりした資産を売って値下がりした資産を安く買って資産配分を調整することです。

「バランス型」であれば、このリバランスをファンドの運用担当者がやってくるので自動的に配分を調整され、忙しくて時間が無い人にとっては手間がかからず運用できるのは大きなメリットでしょう。

「バランス型」で運用するデメリットは?

手数料の一つ「信託報酬」が安いインデックス型と比べるとバランス型は少し高目になっています。インデックス型の信託報酬は安いもので0.2〜0.3%ですが、バランス型は0.8%〜1.5%が多いです。例えばインデックス型でポートフォリオを組み、自分でリバランスができるのであれば、バランス型で運用するよりも信託報酬手数料が安く抑えられる可能性があります。

また、バランス型は資産配分がそれぞれの商品で固定されているため、自分が好きな資産配分に変更できないのはデメリットといえるかもしれません。

まとめ

1本購入すれば世界中の株式に分散投資することができ、手間がかからない「バランス型」は、初心者に関わらず投資経験者も購入しており、オススメです。ただし「バランス型」はそれぞれ資産配分が異なるので購入する時は、投資対象を確認しながら選んでみましょう。