Topページ > 投資・資産運用 > 【3月8日】今日の株式相場動向
公開日:2017年3月8日

・日経平均 19254.03 -90.12  TOPIX 1550.25 -4.79   1ドル113.70円  

・東証1部(全2004銘柄) 値上がり771銘柄 値下がり1,073銘柄

 本日の相場動向

朝方は1ドル114円前後だったことで、日経平均も小幅な下げに止まっていましたが、その後1ドル113円台半ばへの円高進展に伴って下げ幅が拡大し、4日連続安となりました。市場には特段の悪材料が見当たらないなか、明日の欧州中央銀行(ECB)理事会や週末10日発表の米雇用統計の2大イベントを控えて、今週に入り売買高が極端に減少しています。こうしたなか、ドル円と株価の連動性が高いことなどからみて、投機筋が薄商いを狙って円買い・株売りを仕掛けていることが、本日を含む4日連続安の主因になっていると推測されます。

東証1部では値上がり771銘柄、値下がり1073銘柄となり、円高を背景に輸出関連の主力株が下落する一方、積水ハウスやテンプHDなど内需株の上昇が目立ちました。

本日の出来事

全体相場が低迷するなか、任天堂が「ニンテンドースイッチ」の販売速報を発表し、日米ともに出足が好調との評価を受けて4日連続の逆行高となり、4日間の上昇率は約9%に達しています。

今後の視点

投機筋にとって、米国の重要イベントは米国金利、ドル円、日米株価との連動性が高いことから、ボラティリティ(価格変動)を稼ぐ絶好の機会となっています。特に外国人の売買シェアが7割近くを占める日本株市場では、イベント直前の数日間の薄商いの局面で円買い・株売りを仕掛けて短期的に買い戻すのが、最近の常套手段となっています。

昨日のコメントで、今回もそうした可能性が高いことを申し上げましたが、本日も同様の相場動向であったと推測されます。しかし、ECB理事会や米雇用統計の内容はほぼ想定通りとみられているため、イベント前の一時的な円高株安があっても投機筋の早期買い戻しにより、今週末か週明けには1ドル114円台、日経平均19500円前後の水準まで戻すと見ています。

こうしたなか、米国では本日、今週末の雇用統計を占う上で重要なADP雇用統計の発表が注目され、雇用者数が市場予想の18.9万人以上なら円安ドル高に反転すると予想されます。

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