Topページ > 投資・資産運用 > 【4月7日】今日の株式相場動向:米中首脳会談の共同声明と米雇用統計に注目
公開日:2017年4月7日

日経平均 18664.63 +67.57   TOPIX 1489.77 +9.59    1ドル110.59円  

・東証1部(全2013銘柄)  値上がり1,475  値下がり431  変わらず107

本日の相場動向

日経平均は67円高の1万8664円と、昨日付けた年初来安値から反発しました。朝方は米国株の反発や円安を受けた投機筋の買い戻しの動きから188円高まで上昇後、米軍のシリアへのミサイル攻撃報道でマイナスに転じる場面もありましたが、まもなく上昇に転じました。

米中首脳会談中のシリア攻撃がサプライズとなりましたが、シリアが化学兵器を使用したことに伴う一時的な制裁的色彩が強いため、市場への影響は限定的であり、本日の米雇用統計に市場の焦点は移るとみられます。

本日の出来事

好悪材料が続く東芝株は0.6%高の216円でした。本日の段階で決算の監査承認が得られていないほか、台湾の半導体メーカーから記憶用半導体メモリーの特許侵害報道が出るなど事業売却への悪影響や上場廃止懸念が払拭されていません。一方で、旧村上ファンド出身者が設立したエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが東芝株を買い増すなど、今後も株価の乱高下が続きそうです。

今後の視点

今週は米国の重要経済指標の発表や米中首脳会談などのイベントに乗じた投機筋の動きが予想されましたが、北朝鮮のミサイル発射や米国のシリア攻撃が拍車をかける結果となり、昨日の年初来安値に繋がったと思われます。

ただ、米国のシリア攻撃は久しぶりに世界の警察官としての役割を示したもので、メディアの言う事態を深刻化するものではなく、事態の深刻化を防ぐものと言えるでしょう。一方の北朝鮮は核実験を示唆していることから、米中首脳会談を通じてテールリスク(まれにしか起こらないが、起こると想定外の損失が発生)としての軍事リスクの可能性を探ることになります。

米中首脳会談やシリアへの攻撃が北朝鮮への抑止力となれば、市場は経済動向に目を向けるようになり、その意味では改善が見込まれる本日の米雇用統計の発表は要注目です。

 

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