Topページ > 投資・資産運用 > 【4月4日】今日の株式相場動向:相次ぐ米経済指標が円高を止められるかに注目
公開日:2017年4月4日

日経平均 18810.25 -172.98   TOPIX 1504.54 -12.49    1ドル110.51円  

東証1部(全2012銘柄)  値上がり325  値下がり1,620  変わらず67

本日の相場動向

日経平均は、午後に1ドル110円30銭台まで円高が進展したことに伴い279円安の1万8703円まで下落しましたが、終値では172円安の18810円まで戻しました。前日のNYダウやNASDAQがわずかな下落に止まるなか、本日21時30分に発表予定の米国貿易収支の悪化懸念を材料視した投機筋の円買いドル売りが、株価下落に波及したものと思われます。

3月中旬以降、海外投資家が株価指数先物を大幅に売り越しており、本日の全面安もその影響が大きいと推測され、東証1部の値上がり325銘柄に対し、値下がりは1620銘柄でした。

本日の出来事

乱高下が続く東芝株が、本日は3度目の決算発表延期の可能性が浮上したことで上場廃止を懸念した売りが膨らみ、9.4%安の206.8円となりました。信託銀行を通じた年金資金を運用するGPIFの売りが今後も拡大するとの見方が出ています。

全体相場が低迷するなか、好決算を発表した企業の株価は急騰しており、ニトリは決算発表後から連日上場来高値を更新しているほか、昨日決算発表したしまむらも一時6.5%上昇して年初来高値を更新しまた。

今後の視点

本日の日経平均は、急速な円高に伴って1月24日の終値ベースの年初来安値1万8787円を一時割り込んだだけに、株価回復には円高に歯止めがかかることが条件となりそうです。

本日発表予定の米国貿易収支の悪化懸念やロシアの地下鉄爆発、北朝鮮核問題などのリスクに対して条件反射的に円買いを誘発していますが、一方で今週は米国の重要経済指標の発表が相次ぎ、昨日のISM製造業景況指数も米国経済の改善を裏付けるものでした。

明日はISM非製造業景況指数や週末の雇用統計を占う上で重要なADP雇用統計の発表があり、貿易収支と共に改善すれば投機筋の買い戻しで円安ドル高になると予想されます。

特に、週末発表の雇用統計が市場予想以上となれば、米国の6月利上げの確率が高まり、長期金利の上昇とともにドル高要因となるため、要注目です。

 

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