Topページ > 投資・資産運用 > 【3月30日】今日の株式相場動向:明日は19,000円をキープできるかどうかが焦点
公開日:2017年3月30日

・日経平均 19063.22 -154.26   TOPIX 1527.59 -14.48    1ドル111.10円  

・東証1部(全2011銘柄)  値上がり338  値下がり1,573  変わらず100

本日の相場動向

日経平均は3日ぶりに反落し、154円安の19063円で終了しました。NYダウが反落する一方、為替は円安ドル高傾向だったことから午前は小幅な下落に止まりましたが、午後に入り、先物安を受けた裁定解消売りや28日の配当確定に伴う売りが下げを主導した模様です。指数売買が中心だったこともあり、東証1部の9割の業種が下落し、8割に当たる1,573銘柄が下落しました。

本日の下落は短期的な需給要因ではあるものの、心理的な節目の19000円をキープできるかどうかは本日の海外のドル円と米国株の動向にかかっていると思われます。

本日の出来事

東芝は、昨日米原発子会社の破産法申請に伴い今期1兆100億円の最終赤字になるとの発表を受けて取引開始直後に5.2%下落しましたが、午後の臨時株主総会で半導体事業の分社化が承認されたことで急速に切り返して4.0%上昇して終了しました。経営危機の起点となった米原発子会社の切り離しを評価する一方、6200億円にのぼる債務超過の解消に向けて成長のけん引役の半導体事業を売却せざるを得ず、再建に厳しい見方も多くあります。

今後の視点

本日の株価下落を短期的な需給要因以外で指摘する声は少なく、直近1ドル110円割れ寸前まで進展した円高も111円台に戻しているため、好業績が期待される4月の決算発表シーズンを控えて、市場には株価上昇期待が依然として強いと言えます。需給面からも、4月は過去10年連続で年金や投信などの海外投資家が大幅に買い越している特異月であるため、主力大型株を中心とした上昇が予想されます。

明日は3月期末ということでドレッシング買い(企業や年金基金などの機関投資家が保有する株式の評価額を上げる目的で買いを入れること)の可能性もありますが、19000円をキープできるかどうかは本日の海外市場でのドル円と米国株の動向にかかっていると思われます。

 

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