Topページ > 投資・資産運用 > 【3月27日】今日の株式相場動向:明日の配当再投資による買いに期待
公開日:2017年3月27日

・日経平均 18985.59 -276.94   TOPIX 1524.39 -19.53  1ドル110.25円  

・東証1部(全2010銘柄)  値上がり252  値下がり1,671  変わらず87 

本日の相場動向

日経平均は、朝方から1ドル110円台前半まで円高に振れたことで売りが膨らみ、276円安の1万8985円と終値ベースで約1か月半ぶりの19000円割れとなりました。東証1部の全33業種が下落し、個別では8割超の1,671銘柄が下落しました。

前週末に注目されたオバマケア代替法案が撤回され、トランプ政権の今後の政策遂行能力に疑問符が付いたことで円高ドル安が進行し、日本の株安に波及したものと思われます。明日は3月期決算企業の配当権利付最終売買日に当たり、買いが膨らむことも期待されますが、しばらくは米国の動きに神経質な展開となりそうです。

本日の出来事

ソフトバンクが149円安の7862円と6日続落し、1月5日以来の8000円割れとなりました。6日間の下落率は7.7%と日経平均の3.1%を大きく上回っており、トランプ相場の期待剥落に伴って売りが膨らんでいる感があります。また、東芝が月内にも米原発子会社の破産法を申請との報道を受けて、経営再建を期待した買いで一時6%超上昇しましたが、その後は投機筋の利益確定売りに押され、2%下落して終了しました。

今後の視点

トランプ相場に乗って上昇してきた日本株ですが、直近の米国株急落時にも追随して大幅下落となった状況を見ると、結局は米国頼みであることを示した格好です。市場の関心は大幅減税やインフラ投資などの経済政策の実現性にありますが、具体策が未だ見えず期待感だけでは持たなくなってきた印象です。当面はトランプ政権に対する市場の信認を示す指標で為替との連動性が高い米国の長期金利の動向を注視する必要があります。

一方、4月からの決算発表シーズンを控えて、日本の輸出企業の今期想定為替レートが1ドル108円前後であるため、110円に迫った為替の動向にも注意を払う必要があります。ただ、需給面からは3月期決算企業の配当権利付最終売買日を明日に控えて、配当の再投資による買いが相場の下支えとなることが期待されます。

【関連コラム】
2017年から投資デビュー、ネット証券選びの5つのポイント
【はじめての株式投資】第1回:これだけは絶対やったらダメなこと
【IPO株分析】ユーザーローカル(3984)を徹底解剖、Ai関連かつビッグデータ関連で有望か
格言が教えてくれる株式投資の極意「娘が生まれたら桐を植えるがごとく株を買え」
いよいよガス自由化!生活に与える影響と恩恵は?