Topページ > 投資・資産運用 > 【3月21日】今日の株式相場動向
公開日:2017年3月21日

<デイリー相場動向>

2017年3月21日

・日経平均 19455.88 -65.71  TOPIX 1563.42 -2.43   1ドル112.75円  

・東証1部(全2009銘柄) 値上がり991  値下がり862  変わらず156

本日の相場動向

3連休明けの日経平均は、前週の米国利上げ直後から2円超の円高水準にあることを嫌気して一時200円近く下落しましたが、その後は値を戻し、65円安の19455円で終了しました。

18日に閉幕したG20財務相・中央銀行総裁会議の共同声明から「保護主義に対抗する」との文言が削除されたことや証人喚問を控えた森友学園問題などが相場の重しとなりましたが、海外要因の影響を受けにくい内需株中心に物色され、東証1部の値上がり銘柄数(991)が値下がり銘柄数(862)を上回るなど全体としては底堅く推移した印象です。

本日の出来事

G20の共同声明で、「保護主義に対抗する」との文言が米国の反対で削除されたことを受けて、米国の保護主義を懸念するメディア報道が目立ちました。しかし、為替政策は維持され、ムニューシン米財務長官が「強いドルは長期的に良いことである」と繰り返したことが市場の安心材料となり、世界の為替・株式市場ではネガティブな反応は見られませんでした。

今後の視点

前週の米FOMCでの利上げ直後から2円超円高に振れて1ドル112円台後半で推移していることが直近の日本株の上値を抑えていますが、その主因はトランプ政権の体制が整わず、政策の具体化が遅れていることにあります。このため、市場では米国の経済成長ペースとFRBの利上げの兼ね合いを測りかねて米国の株式相場と債券相場も膠着状態となっています。

ただ、米国を始めとする世界経済は着実に改善していることから、好調が期待される4月からの日米企業の決算発表シーズンを控えて、日米とも株価は上向くと予想されます。日本の輸出企業の今期想定為替レートが1ドル108円前後であるため、110円割れの円高にならなければ株価への悪影響はないとみて良いでしょう。

今後のリスク要因としては、日米の決算発表シーズン中の4月23日と5月7日にフランス大統領選があり、昨年の英国のEU離脱やトランプ政権誕生時のトラウマから市場にはポピュリズムに対する警戒感が強いことを頭に入れておく必要があります。

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