Topページ > 投資・資産運用 > 【4月14日】明日の政治イベントに伴う北朝鮮動向が焦点
公開日:2017年4月14日

日経平均 18335.63 ▲91.21   TOPIX 1459.07 ▲9.24    1ドル108.90円  

・東証1部(全2015銘柄)  値上がり359  値下がり1,559  変わらず97

 本日の相場動向

日経平均は91円安の1万8335円と4日続落し、3日連続で年初来安値を更新しました。取引開始時はオプションSQに絡んだ需給要因により105円高で始まりましたが、すぐに下落に転じました。午後には北朝鮮の好戦的なコメントが報道されたことを背景に1ドル108円台に再び円高に振れたほか、このところ堅調に推移していた韓国株指数が一時1%近く下落したことが投資家心理を冷やしました。

本日の出来事

本日も全体相場が大きく下落したなか、好決算を発表したクレジットカード中堅のポケットカードが△5.5%、コールセンター大手のベルシステムが△5.3%、5期連続最高益更新見通しとなったディスプレー大手の乃村工藝社が△4.1%と大幅に上昇しました。一方、市場の利益予想を下回ったレディスアパレル大手のTSIが▲9.5%、中古車買い取り最大手のIDOMが▲8.2%、百貨店の松屋が▲5.9%と大幅下落となりました。

今後の視点

今週の日経平均は月曜に133円高の後、火曜から4日連続安となった下落幅は462円に達しました。この直接の原因は週初の1ドル111円50銭台から本日の108円90銭台と2円60銭余り円高が進展したことにあり、この背景には北朝鮮情勢の緊迫化に伴って海外投機筋主導で円買い・日本株売りが加速したものと推測されます。

北朝鮮情勢については事態打開に繋がる情報待ちの状況にあり、当面は明日15日の故金日成主席の生誕105周年の祝賀に合わせた北朝鮮の動向が焦点となります。北朝鮮も強硬姿勢を示す一方、19年ぶりに外交窓口の「外交委員会」を設置するなど対話余地を探る動きを見せているほか、中国のこれまでより前向きな対処にも期待したいところです。

需給面では、昨日発表された4月第1週(3~7日)の投資主体別売買動向で、海外投資家が現物株を8週ぶりに買い越しに転じました。海外投資家は4月に16年連続で日本株を買い越しているため、年初来安値にある日本株の反転上昇への寄与が期待されます。