Topページ > 投資・資産運用 > 【4月12日】今日の株式相場動向:約5か月ぶりの1ドル110円割れで大幅下落
公開日:2017年4月12日

日経平均 18552.61 ▲195.26   TOPIX 1479.54 ▲15.56    1ドル109.50円  

・東証1部(全2015銘柄)  値上がり222  値下がり1,723  変わらず70

本日の相場動向

日経平均は約5か月ぶりに1ドル109円台の円高水準となったことを嫌気し、195円安の1万8552円と年初来安値を更新しました。北朝鮮の政治日程に合わせた挑発やその際の米国の反応に対する不透明感から投機筋のポジション整理で円高ドル安が進み、株価指数先物にも投機筋の売りが出て日経平均の大幅下落に繋がりました。現時点で武力行使に発展するような兆候はなく、為替も株価も市場全体が動けない中で投機筋に翻弄されている印象ですが、政治・軍事リスクの予測は困難であるため、北朝鮮の挑発を抑止できるかどうか確認出来るまでは投資家心理が冷え込んだ状況が続きそうです。

投機筋主導の指数による売りが膨らんだことを反映して全面安となり、東証1部の33業種中29業種、個別には約9割弱の1723銘柄超が下落しました。

本日の出来事

全体相場が大幅に下落したなか、好決算を発表したスーパーのイズミが△11.1%、ホームセンターのコーナン商事△6.6%、ドラッグストアのスギホールディングス△3.8%と大幅上昇しました。一方、業績が悪化した建機の竹内製作所▲13.7%、靴小売専門のABCマート▲4.2%で共に年初来安値を更新するなど、決算の良し悪しに株価が大きく反応する状況が続いています。

今後の視点

北朝鮮情勢については、米中の電話会談や攻撃時の日米での事前協議などの情報が出てきているものの事態打開に繋がる情報はなく、市場全体としては依然様子見姿勢が続いています。このタイミングをついて投機筋が短期的な円買い株売りに動いていますが、武力行使に発展する兆候がないなかでは15日の故金日成主席の生誕105周年前後で一旦は買い戻してくると予想され、当面の日経平均の下値目途としては18500円程度とみています。

現在1ドル109円台の為替水準については、北朝鮮情勢に基づく投機筋のポジション調整がメインだと思われますが、トランプ政策の期待剥落で米長期金利が低下傾向にあることも関係していると見られるため、これらの動向を注視する必要があります。

 

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