Topページ > 投資・資産運用 > 【4月11日】今日の株式相場動向:当面は北朝鮮情勢を見守る必要
公開日:2017年4月11日

日経平均 18747.87 -50.01   TOPIX 1495.10 -4.55    1ドル110.63円  

・東証1部(全2012銘柄)  値上がり504  値下がり1,384  変わらず124

 本日の相場動向

日経平均は50円安の1万8747円と、3日ぶりに反落しました。朝方に1ドル110円台半ばまで円高方向に振れたことや北朝鮮情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりが嫌気され、一時136円下落する場面もありましたが、取引終了間際に下げ幅を縮小しました。本日の北朝鮮最高人民会議や15日の故金日成主席の生誕105周年の政治日程を控えて核実験やミサイル発射など新たな挑発行動への懸念がくすぶっており、当面は警戒モードが続くと予想されます。

昨日は東証1部の約7割に当たる1400銘柄超が上昇しましたが、本日は不動産、保険、陸運など内需株中心に504銘柄の上昇にとどまりました。

本日の出来事

北朝鮮情勢の緊迫化を反映して防衛関連株への買いが継続しており、ここ4日間で石川製作所が55%上昇したほか、豊和工業も13%上昇しました。一方、東芝は本日夕方に予定している決算発表でも監査法人から「決算適正」の意見を得られず、上場廃止基準に抵触する恐れがあるなかで2.7%安の223.5円となり、明日の株価動向が気になるところです。

今後の視点

昨日の1ドル111円50銭台から朝方に1円近い円高に振れたのは、イエレンFRB議長の講演での発言がハト派的と解釈されたことによる一時的要因と言えますが、北朝鮮リスクも現時点では円高に振れやすい状況です。本日の最高人民会議の前後で北朝鮮に動きは見られないものの、15日に故金日成主席の生誕105周年を控えているため、市場全体としては様子見姿勢が続くと予想されます。

こうしたなかでは、投機筋が短期的な円買い株売りに動く可能性がありますが、米国は軍事圧力を強める一方で体制転換が目的ではないとのメッセージを出しており、落としどころを探っている感があります。このため、何らかの進展が見られれば主要企業が占める3月期決算企業の決算動向に焦点が移っていくと見ています。いずれにしろ、当面は北朝鮮情勢を見守る必要があります。

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