Topページ > 投資・資産運用 > 【3月10日】今日の株式相場動向
公開日:2017年3月10日

・日経平均 19604.61 +286.03  TOPIX 1574.01 +19.33   1ドル115.38円  

・東証1部(全2004銘柄) 値上がり1,563 値下がり341  変わらず100

本日の相場動向

本日の米国雇用統計の発表を控えて、米10年債利回りは重要な節目となる2.6%まで上昇し、1ドル115円台前半まで急速に円安が進展したため、日経平均は出来高の増加を伴って286円の大幅上昇となり、終値ベースで今年最高値となる1万9604円で終了しました。

一昨日までの日経平均の4日続落は、投機筋の売り仕掛けのため、米雇用統計発表前に買い戻し、週末は1ドル114円台、日経平均1万9500円前後まで戻すと予想しましたが、買い戻しの勢いは強く、想定を上回る好結果となりました。東証1部の8割弱の銘柄が上昇し、業種別でも33業種中鉄鋼と海運を除く31業種が上昇するほぼ全面高の展開でした。

本日の出来事

連日、問題の米国原発子会社関連の報道が続く東芝株は、3.5円高の208.3円で終了しました。しかし、一時約半月ぶりに200円台を割り込むなど引き続き上場廃止などへの警戒感が強く、外資系証券が目標株価を210円から170円に引き下げるなど、今後も株価が下落する可能性は高いと思われます。

今後の視点

昨日に続き、米国金利高、ドル高円安、日本株高と、経済の教科書通りの動きを示しました。本日の日本時間22時30分発表の米雇用統計の改善と来週15日の米FRBの利上げが背景となっており、投機筋も当面は円買い・日本株売りを控えると予想されます。米国の景気回復に伴う金利上昇や1ドル115円前後の円安水準は、利ざやが改善する金融や為替差益が大きい輸出関連の主力株への業績寄与が大きくなります。

4月からの決算発表シーズンを控えて、これからは好決算企業の観測報道が出始めるタイミングでもあるため、あと400円に迫った日経平均2万円が視野に入ってきたとみています。個別には、世界的なテーマとなっているAI(人工知能)関連の中心銘柄として、ソフトバンクに注目しています。

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