
昨日の値動き
21日15時
1BTC=138,200円(bitFlyerの現物価格)
20日夕方からはほぼ横ばいでの推移。134,500円を挟んで大きな動きのない展開が続きました。22時ごろから小幅ながらもじわじわと上昇する動きが出始め、ちょうど日付が変わったころから急速に上げ幅を拡大。一気に136,540円まで急騰しました。この上昇の要因としては、先日も話題になった香港の取引所Bitfinexでさらに銀行との取引停止の範囲が拡大されているとの発表がされたことがきっかけのようです。Bitfinexのビットコイン価格は1326.90ドルまで急騰し、他の取引所と比べてかなり割高な水準となっています。その後、Bitfinexではやや落ち着きを取り戻しましたが、国内取引所では、9時過ぎからさらに上昇。14時台には138,550円と高値をつけ、15時には、前日比で3%ほど値上がりしました。
今後の見通し
チャート的には昨日の記事でも書いた通り、レジスタンスラインを突破し、ゴールデンクロス達成、かつ移動平均線がすべて上向きと申し分ない形。約1か月ぶりに138,000円台に突入したところで、目先のポイントは3月3日につけた高値150,000円から3月25日の安値98,570円までの78.6%戻し138,993円、そこを超えると大台の140,000円が目標となるでしょう。
現状、高値圏であることには間違いないので、それなりの利益確定や仕掛け売りなども出ることが予想されますが、重しとなる指標はそれほど確認できないため、意外と140,000円を抜けるのは早いかもしれません。
また、23日にフランス大統領選第1回投票も控えています。筆者としては、あまり影響は出ないと考えていますが、極右でEU離脱派のルペン氏が予想以上の得票を得たり、左派反EUのメランション氏が予想外に躍進したりするなど、波乱要因による影響にも注意する必要があるでしょう。
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