はじめに
株主株式会社オリエンタルランドは、東京ディズニーランドや、東京ディズニーシーを運営している会社です。100株以上持っていると、ディズニーリゾートで利用できるチケット(1日パスポート券)をもらえます。もらえるチケットの枚数は、株の保有数によって上限しますので、株を多く持っていると、チケットもその分多くもらえます。今回はその株でチケットを取得することが得なのかどうか調査しました。
〜その他にも、株主優待について知ろう〜
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お得な株主優待
株主優待は、最初の元手ではかかるものの、株を持っているだけでその会社の製品や優待券などが貰えるお得な制度です。また、最近では、優待の商品がよくなったり、株主が優待品を選べる銘柄も増えました。株価が下がるというリスクがある反面、株主優待の価値と配当金を考慮すると、銀行に預けるよりもはるかにお得です。
銘柄基本情報
権利確定月 | 3月・9月 | 優待回数 | 1回 |
株価 | 6,418円 | 単元株数 | 100株 |
必要投資金額 | 641,800円 |
※2017年1月17日調べ
オリエンタルランドの株価は、個人投資家が、パスポートがもらえる株主優待目当てで、一度買ったらなかなか手放さず、株価が右肩上がりでしたが、2015年3月以降は株価が下落しています。
優待配当利回り情報
配当(1株) | 35円 | 配当利回り | 0.54% |
優待の価値 | 7,400円 | 優待利回り | 1.15% |
トータル利回り | 1.69% |
※2017年1月17日調べ
株主優待の内容紹介
9月、3月の権利確定月所有者に株主用パスポートが貰えます。パスポートは株の保有数によって、もらえるパスポート数は変更します。100株購入した方は1枚受け取れます。株主用パスポートは優待パスポートは違い、優待者入口は利用できませんのでご注意ください。また、日付指定有りのパスポートと違い、入場制限がかかった場合は入場する事ができません。株主用パスポートは、そのまま入場ゲートに入れますので、正式な券に交換する必要はありませんので、入場制限がかからない限り、入場するまでの時間短縮ができますね。
所有株式数 | パスポート数 |
100株以上 | 1枚 |
400株以上 | 2枚 |
800株以上 | 4枚 |
1,200株以上 | 6枚 |
1,600株以上 | 7枚 |
2,000株以上 | 10枚 |
2,400株以上 | 12枚 |
有効期限:1年間
配送日:12月、6月配送
長期保有株主向け優待
東京ディズニーリゾート35周年記念
配布対象 | 2015年9月30日から2018年9月30日までの全ての基準日(9月30日および3月31日)において、同一株主番号で当社株式を100株以上保有している株主 |
配布枚数 | 所有株式数にかかわらず一律 2枚 |
配布期間 | 2018年12月(予定) |
東京ディズニーリゾート40周年記念
配布対象 | 2018年9月30日から2023年9月30日までの全ての基準日(9月30日および3月31日)において、同一株主番号で当社株式を100株以上保有している株主 |
配布枚数 | 所有株式数にかかわらず一律 4枚 |
配布期間 | 2023年12月(予定) |
35周年記念は、2015年9月から所持していなければ受け取れませんが、40周年記念は2018年からなのでまだ間に合います。
まとめ
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーへ、年に1度は行く方にはお得な株主優待です。保有株数が多ければもらえるチケット数も増えます。トータルの利回りも1.63%と、普通に銀行へ預けても0.0●%ですので遥かにお得ですね。