Topページ > 投資・資産運用 > 海帆 (3133)株主優待 でもらえる全国共通で使えるおこめ券がお得
更新日:2017年3月8日

東海地方に飲食店や居酒屋などを展開している海帆。その株主優待は、海帆の店舗で使える食事券か、近くに店舗がない地方の株主用に「全国共通おこめ券」を発行。利回りや使い勝手を調査しました。

株主優待 海帆

はじめに

海帆(「かいはん」と読みます)は、東海地方を中心に飲食店を展開する東証マザーズ上場の企業です。2003年創業と歴史は浅いのですが、居酒屋「なつかし処昭和食堂」を中心にラーメン屋やイタリアンなど多角的に店舗を展開、2015年に東証マザーズ上場を果たしました。今後は東海地方だけでなく全国展開を目指すとともに、5年以内の東証一部上場を目標としています。

株主優待の特徴としては、海帆の店舗が近くにないという株主への配慮が感じられる点にあります。海帆の店舗専用の食事券も選ぶことができるのですが、それ以外に「全国共通おこめ券」を選ぶこともできます。

お得な株主優待

株主優待とは、企業からの「お歳暮」のようなものと考えればよいでしょう。普段お世話になっている人に年1回お歳暮を贈るように、株主に対して企業が贈り物をするのが株主優待なのです。

株主優待の多くは、その企業の製品やサービスに使用できるお買い物券・割引券・クーポンのたぐいです。また、自社の製品やスイーツ、お酒、お肉などの現物を贈呈することもあります。また、ギフトカタログから選ぶ形式の企業もあります。

これまで株券保有の特典として配当金に目が向いていましたが、近年は各企業が個人投資家を集めるために株主優待に力を入れる傾向が続いています。

銘柄基本情報

権利確定月 3月・9月 優待回数 年2回
株価 740円 単元株数 100株
必要投資資金額 74,000円

※2017年3月1日調べ

2017年2月になって株価が急伸しています。これは、2月10日になって株式分割を発表したのに対し、投資家層の拡大を期待する買いが増えたことによると考えられます。また、直営店100店舗達成記念ということで記念配当(2円)を実施すると発表したことも、株価を押し上げる要因となりました。

しかし、長期的に見ると株価は停滞傾向です。出店数は増えていますが、利益は増えていません。2016年10~12月期(3Q)の連結経常損益は800万円の赤字となっています。

優待配当利回り情報

配当(1株) 2円(2回分) 配当利回り 0.27%
優待の価値 食事券3,000円分か全国共通おこめ券4kg分など 優待利回り 4.05%
トータル利回り 4.32%

※2017年3月1日調べ

優待利回りはそれほど高いとは言えません。優待食事券は海帆の店舗でしか使用できませんので、今のところ東海地方以外に在住する株主にとってあまり縁のない優待特典と言えそうです(海帆が首都圏や関西圏に進出すればまた話は変わります)。

一方の全国共通おこめ券も、それほどお得とは言えません。このおこめ券は1枚あたり1kg(440円)のお米と取り替えることができますが、金額にすると4kg分で1,760円。あまり利回りがよいとは考えられません。

株主優待の内容紹介

3月と9月が権利確定月となっています。それぞれの月末時点で株券を保有している株主に対して、海帆店舗で使用できる食事券か全国共通おこめ券を贈呈しています。

贈呈される券の枚数は、所有株数に応じて以下の通り変化します。

所有株数 優待券
100株以上200株未満 食事優待券1,500円分を年2回

またはおこめ券2kg相当を年2回

200株以上 食事優待券3,000円分を年2回

またはおこめ券3kg相当を年2回

9月30日確定分は12月初旬頃、3月31日確定分は7月中旬頃の発送が予定されています。食事券の有効期限は発送後1年間、おこめ券は有効期限なしとなっています。

まとめ

海帆は、東海地方から全国展開を狙う飲食チェーン店の運営会社です。近いうちの東証一部上場を目指して積極的な出店戦略をとっていますが、売上高に対して利益が伸びていない状況です。株主優待の利回りは現在のところあまり高くありませんが、店舗が全国展開されるようになれば食事優待券の使い勝手がグッとよくなりますので、そうなれば魅力的な優待内容に変わってくるはずです。

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