Topページ > 投資・資産運用 > 株主優待 全日本空輸 ANA(9202)、旅行好きは要注目銘柄
公開日:2017年2月28日
更新日:2017年3月8日

ANAの株を1,000株以上保有していると、株数に応じた枚数のANA国内線優待券やANAグループ各社や提携ホテルの利用優待券がもらえます。詳細を調査しました!

株主優待 ANA

はじめに

ANAの正式名称は「全日本空輸株式会社」。戦後に設立されたヘリコプター輸送会社と航空会社をルーツに持ち、1958年に合併して全日本空輸としてスタートしました。それ以来60年ほどにわたって、日本最大級の航空会社として日本の空の物流・交通網を担っています。
株主優待の特徴は、1,000株以上の株数に応じて年2回もらえる「ANA国内線ご搭乗優待」と「ANAグループ各社・提携ホテルご優待」です。搭乗優待券は、ANA国内線の片道1区間が50%割引で使用できるようになる優待券です。ANAグループ・提携ホテルのクーポン券は、ホテルの10%・20%割引などのクーポン券が複数入った冊子となっています。ホテルの利用代金割引だけではなく、ANAのツアー割引や売店での買い物割引、ゴルフプレー料金の割引などさまざまです。

お得な株主優待

株主優待は、株券を保有し続けることで享受できるメリットと言えます。配当金というかたちでお金としてもらえる配当とは異なり、株主優待の場合はその企業の製品やサービス、またそれらに関連したクーポン券などの現物がもらえるようになっています。
株主優待の利回りは、概ね銀行預金(ほぼ金利ゼロですよね)よりも得であることがほとんどです。株主優待の内容は、近年多くの企業で以前よりも改善される傾向にあります。個人投資家を集めるためにも、今後しばらくは株主優待の内容がいっそう充実していくことが期待されます。

銘柄基本情報

権利確定月 3月・9月 優待回数 年2回
株価 338円 単元株数 1,000株
必要投資資金額 338,000円

※2017年2月23日調べ
ANAの株価は原則として200~300円台前半と安値圏で推移しており、それほど大きな値幅の変化は見られません。ただし、10年単位で見ると2000年頃は100から200円台、2006年頃は最高500円台などの揺れも見られます。2016年前半は330円台後半だったものの、後半には260円台まで下がる局面もありました。原油価格や世界情勢の変化を受けやすい航空会社ではありますが、総じてキャッシュフローはしっかりしており、大崩れはしづらいと考えられます。2017年に入ってからは一時340円台まで上がるなど、上昇傾向です。

優待配当利回り情報

配当(1株) 6円(2回分) 配当利回り 1.78%
優待の価値 片道航空券50%引きなど 優待利回り 6.82%
トータル利回り 8.60%

※2017年2月23日調べ

※優待利回り:羽田・那覇間の片道航空券に優待券を使用した場合

ANAの飛行機を頻繁に利用する人にとってはかなり旨みのある株主優待であると言えるかもしれません。ただし、航空会社の選択肢が増え、格安のLCCが充実してきたことを踏まえると、一昔前ほど株主優待利回りの価値は数字ほど高いとは言えないでしょう。ANAのツアーや提携ホテルも含め、ANA関連のサービスを利用して旅行や出張に出かけるようにすれば、利回りはより高くなります。総じて、利用の仕方と飛行機の利用頻度によってお得度は大きく異なりますので注意が必要です。

株主優待の内容紹介

5月と11月(権利確定月は3月と9月ですが、発送は5月と11月)になると、1,000株以上の株主に対してANAの搭乗優待券とANA関連サービスのクーポン券が送られてきます。搭乗優待券は、ANAの国内線の片道1区間に限り、50%割引で搭乗できるというものです。クーポン券は、ANグループのツアー・お土産品・ゴルフ・ホテルおよび提携ホテルの利用割引で、割引率や枚数はサービスによって異なっています。搭乗優待券は所有株数によって以下の通りとなっています。

所有株数 枚数
1,000~1,999株 1枚
2,000~2,999株 2枚
3,000~3,999株 3枚
4,000~9,999株  4枚+4,000株超過分2,000株ごとに1枚
10,000~999,999株  7枚+10,000株超過分4,000株ごとに1枚
1,000,000株以上  254枚+1,000,000株超過分8,000株ごとに1枚

まとめ

ANA関連のサービスを使い倒すことで、株主優待の利回りはより一層高くなります。株主になったら、旅行や出張の際はなるべくANAを利用する方針にした方がよいかもしれません。関連のホテルやレストランなどのクーポン券は、別にANAを利用していなくても使用できますので、積極的に使っていくようにするとよいでしょう。

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