Topページ > 投資・資産運用 > 【IPO株分析】注目の電子決済関連。テモナ(3985)上場を徹底解剖
公開日:2017年3月17日
更新日:2017年3月24日

今週よりいよいよIPOラッシュが本格化。中でも、比較的規模の小さいマザーズ上場関連銘柄には注目が集まりそうです。テモナ(3985)に関しても、同様です。マザーズ上場かつ、話題の電子決済関連。広義ではフィンテック関連にも含まれます。また、想定時価総額も30億円程度と需給は軽い。想定価格も2,400円です。個人投資家に大人気のマザーズ上場の小型銘柄。初値上昇の可能性は非常に高いと想定されます。 

定期購入型の決済システムに強み、業績安定性は抜群

テモナがその他の電子決済会社と一線を画す点は、定期購入等の“リピート機能”を決済システムに実装しているところにあります。同社が提供する決済システムである「たまごリピート」は特に、化粧品や健康食品など、リピーターが多い企業への導入が増加傾向にあります。導入企業にとっては安定収益の基盤を拡張出来る点、非常にメリットがあると言えるでしょう。プランは二つに大別でき、事業規模によって49,800円のプランと79,800円のプランがあります。2016年末時点で、導入店舗数は両者合算で1,000社超え。同分野での日本シェアはナンバーワンとなっています。また、上述したように、同社自身も月額会員制のストックビジネスを行っています。よって、業績の安定性は抜群。会員数の増加に伴い売上高、利益共に増加傾向です。2017年の9月期には売上高は10億円を突破する見通し。前年同期比で+32.2%の進捗が想定されています。

PER,PBRとも他企業との乖離は少なく需給は良好か

想定価格を2,400円とし、PERとPBRを直近決算のデータから算定すると、それぞれ35.1倍と3.54倍になります。同業他社を見ても、それほど大きい乖離はなく需給は良好と言えるでしょう。同業であるラクーン(3031)のPERは36,3倍。PBRが4,83倍です。また、デジタルガレージ(4819)はそれぞれ15,8倍3,36倍。その他企業のバリュエーションを見ても、大体がPER20〜30倍程度、PBRで見て2〜3倍程度に収まります。テモナの水準からは、バリュエーション面から見た過熱感はそれほど感じられません。現時点での需給面は、良好と判断して問題はないでしょう。

上場日は4月6日。日米重要イベント通過で需給面は軽い

テモナの上場日は4月6日。3月中に日米重要イベントを通過し、需給は非常に軽いタイミングと想定されます。また、期末要因も落ち着き、機関投資家や金融機関にとっては再度ポジンションを作りに行くタイミング。投資部門別売買動向を見ると、個人投資家も今年初より売り越し傾向。即ち、キャッシュポジションは豊富。よって、今後買い上がる為の余力が潤沢にあることが想定されます。つまり、マーケット環境は悪くないのです。また、その間のIPOスケジュールを確認しても、上場日の重なりはなく、テモナに買いが集中する可能性は高いと想定されます。上述した通り同社の時価総額は30億円程度です。配分株数も少なく、セカンダリーで買ってくる投資家も多いでしょう。よって、テモナ株を買い上がる動きが活発化する公算が高いと想定されます。

当選株数は332,100株。主幹事証券はSMBC日興証券

当選株数は332,100株。最低購入単元が100株になりますので、割当口数は3,321口。複数証券から申し込む等の対策を練らない限り、なかなか当選は難しいと言えるでしょう。主幹事証券はSMBC日興証券。その他、ネット証券ではSBI証券やマネックス証券でも取り扱いがあります。今現在、証券各社の割当率や当選本数の情報は公開されていません。こちらの情報については仮条件決定日の3月21日近辺でリリースされるでしょう。いずれにせよ、非常に人気化することが予想されるテモナ。大手ネット証券では申込が殺到するでしょう。今回は、岩井コスモ証券も幹事会社に食い込んでいます。当選を目指すには穴場の証券会社となりうるかもしれません。

<テモナのIPO株を狙うのであれば、SBI証券へ>

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