Topページ > 投資・資産運用 > 【IPO株分析】旅工房(6458)上場を徹底分析、IPOラッシュの中でも注目度は抜群!
更新日:2017年3月24日

オンライン特化型旅行会社、旅工房(6458)が4月18日に東証マザーズへ上場。業種面での目新しさはありませんが、需給面は非常に良好。想定時価総額は26.6億円で非常に軽い。また、マザーズ上場ということもあり非常に人気化する可能性が高い銘柄と言えるでしょう。初値上昇の期待大です。

【既存の旅行会社とは一線を画すビジネスモデル。toCビジネスが堅調推移】

旅工房の旅行の特徴はオーダーメイド型の旅行プランを採用している点にあります。その他の旅行会社が、“あらかじめ組まれたプラン”による旅行を募集するのに対して、同社は行程を旅行者自身がプランニング。トラベル・コンシェルジュと相談しながら“旅行者自身が組んだプラン”で旅をすることが出来ます。このサービスが業績に寄与。海外渡航者が減少傾向の中にあっても、同社の業績は堅調推移。5年連続で取扱高が増加しています。

【バリュエーションは良好。セカンダリーでの買いには慎重に】

直近の決算データを元にすると、想定価格1,180円に対して、PERは19.6倍、PBRは3.36倍。同業他社と比べてもバリュエーションから見た悪材料は感じられません。よって、需給面も良好と言えるでしょう。同業他社のバリュエーションを確認しておくと、旅行大手のHIS(9603)はそれぞれ14.1倍と2.02倍。旅工房と同様にマザーズ市場に上場しているエボラブルアジア(6191)については70.6倍と17.15倍です。よって、旅工房のバリュエーションからはそれほど過熱感を感じる水準ではないと言えるでしょう。しかし、セカンダリーでの買いには要注意です。マザーズ上場における、オンラインの旅行関連銘柄は比較的買いが集まりやすい傾向にあります。エボラブルアジアしかり。上場後に更に人気がするケースが多いのです。アドベンチャー(6030)についても同様です。現状、PERが100倍近い水準まで買われています。期待先行で、非常にボラティリティが高くなるケースがあります。上場後のバリュエーション変化には特に注意が必要です。

【IPOラッシュの中でも注目度は抜群。中小型株に買いが集まりやすい時期】

個人投資家大注目の小型銘柄のマザーズ上場案件とあって、非常に人気化する可能性が高い案件と言えるでしょう。再度スケジュールを確認しておくと、4月18日の上場予定。時期的には、徐々にヘッジファンドの決算が意識されてくるタイミングです。特に、2016年度におけるヘッジファンドの資金フローはここ数年では最も悪い水準。よって、ポジション調整による売り圧力は例年よりも大きくなることが想定されます。つまり、主力株には警戒する必要があると言うことです。逆に言うと、物色対象が中小型株に移り変わる可能性が高いと想定されます。ここもとの投資部部門別売買動向を見ると、個人は年初より売り越し傾向。最新発表分の3月2週を見ても、ここにきてまた1,000億円近く売り越しています。過去のトレンドを見るとそろそろこの売りもピークアウトしても良いタイミング。即ち、個人投資家の余力は豊富です。旅工房の上場時期は、個人が押し目で中小型株を物色する時期と合致するのではないかと想定されます。

【当選株数は6,440株。主幹事証券は大和証券】

今回のIPOにおける当選株数は644,000株。最低売買単元が100株なので、割当口数は6,440口。小型案件としては比較的調達額は多いものの、複数証券からの申込がなければ、なかなか当選は難しいと言えるでしょう。正確な割当率や、当選口数については仮条件決定日付近、4月初旬にリリースがあると想定されます。主幹事証券である大和証券からの申込は必須。幹事証券にはSMBC日興証券や、SBI証券が名を連ねます。こちらからの申込についても競争率が高くなることが想定されます。穴場を狙うのであれば、いちよし証券あたりがおすすめと言えるでしょう。

<旅工房のIPO株を狙うのであれば、SBI証券へ>

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