Topページ > 納税 > 還付が早くなることも、確定申告にe-Taxを使うべき5つの理由
公開日:2017年3月2日

2017年(2016年分)確定申告の時期になりました。2月16日(木)から3月15日(水)までの1ヶ月間に、申告と納税まで済ます必要があります。
税務署に行く時間がない、並んだり待ったりするのが嫌だ、混んでいる場所が苦手という方にお勧めなのが、e-Tax(国税電子申告・納付システム)です。パソコンがあれば簡単に書類作成と申告ができます。
e-TaxのWeb版もありますが、今回は通常のe-Taxソフト版の使い方に焦点を当ててご紹介します。

e-Taxで申告する5つのメリット

e-Taxでは以下の大きなメリットが5つあります。確認してみましょう。

1. PCとネット環境があれば、どこからでも申請可能

この時期、税務署の駐車場に入れずに並んだ上に、申告でも順番待ちで並ぶような、時間のロスが一切ありません。

2. 提出必須な書類のうち、以下の書類の提出を省くことができる

・給与所得、退職所得及び公的年金等の源泉徴収票

・雑損控除の証明書

・医療費の領収書

・社会保険料控除の証明書

・小規模企業共済等掛金控除の証明書

・生命保険料控除の証明書

・地震保険料控除の証明書

・寄附金控除の証明書

・住宅借入金等特別控除に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)

など多くの書類が提出不要となります。ただし、法定申告期限から5年間は税務署等から提出や提示が求められる可能性があるので、手元に保存しておきましょう。

3. 正確な税額が計算できる

「確定申告書等作成コーナー」を利用すれば、自動で計算してくれるため、正確な所得税確定申告書が作成できます。

4. 還付金を早く受け取ることができる

還付申告の場合、書面で提出する場合に比べて、還付金を早く受け取ることができます。書面の場合1か月から1か月半かかりますが、e-Taxで申告すれば3週間程度で還付されます。

5. 毎日24時間いつでも送信(申告)ができる

確定申告期間中は毎日24時間いつでも受け付け可能なので、休日でも夜中でも申告ができます。(確定申告期間以外は、月曜日~金曜日の8:30~24:00となっています)また、作業を中断しても途中から再開できます。

必要な準備は?

普段パソコンを使っている人で確定申告の経験がある人なら、申告の操作自体は簡単で、それほど苦労することはありません。確定申告の経験がない人でも、比較的楽に作業できます。しかし、申告作業をする前にいくつか準備が必要なことがあります。それを次に示します。

  • 利用環境の確認

お使いのパソコンなどが、e-Taxの利用環境を満たしているかを確認する必要があります。

  • 電子証明書が組み込まれているマイナンバーカードなどが必要

個人番号通知カードだけ受け取って、まだマイナンバーカードの申請をしていない方、または申請はしたけれど取りに行っていない方は、至急取得しましょう。まだマイナンバーカードを取得していない人でも、電子証明書付の住民基本台帳カードをお持ちの方は、有効期限内であれば使用できます。

  • ICカードリーダライタが必要

②のマイナンバーカードまたは住民基本台帳カードに対応した「ICカードリーダライタ」が必要です。特にマイナンバーカードでの申告をお考えの場合は、以前のICカードリーダライタが使用可能であるか確認してください。

ICカードリーダライタは家電量販店やネット通販で2000円ぐらいから購入できます。

  • 事前にセットアップファイルを入れておく

「平成28年分事前準備セットアップファイル」がパソコンなどに入っていることが必要です。国税庁ホームページから事前準備セットアップファイルをダウンロードしておいて下さい。

国税庁のホームページの、「確定申告等の作成コーナー」→「確定申告書作成開始」→「e-Tax」と進めば、上記①のチェックと④のファイルのダウンロードができます。

②の、電子証明書が組み込まれたマイナンバーカードが必要となる理由は、2017年(平成29年)7月開始予定の「マイナポータル」(「情報提供等記録開示システム」)の設置を見越したものです。このマイナポータルが開始されれば、市区町村や社会保険事務所など行政機関が持っている情報の内容やそのやり取りなどを、自分のパソコンなどを使って閲覧できるようになる予定です。

やってみると簡単、実際の操作

パソコン上の事前準備、帳簿などの準備、源泉徴収票や控除証明書など書類の準備などが完了すれば、あとはパソコンの操作となります。操作自体は簡単ですが、不安な方は国税庁ホームページの「確定申告等の作成コーナー」のトップ画面に「e-Tax送信体験版」があるので体験してみましょう。本番と同じ画面が表れ、クリックまたは入力するところが赤点線で点滅するので大変わかりやすく、間違ってもいいので安心です。

操作で一番注意することは、数字の入力間違いです。源泉徴収票のどの数字をどこに入力するのかなどの入力する場所と、数字や桁の間違いには十分注意してください。電子申請は時間の有効活用と、基本的に書類提出の必要がないので大変お勧めです。やってみると意外と簡単なので、ぜひ挑戦して下さい!