三重県いなべ市と株式会社マーケットエンタープライズが連携して提供している「楽器寄附ふるさと納税」が、2018年10月の受付開始から2ヶ月で150の楽器寄附を達成したこと発表しました。
寄附依頼は現在も増え続けているということです。基本的には、寄付して欲しい楽器は決まっていますが、希望する楽器以外も受け付けしているとのこと。
お金を寄附する以外にも自治体への支援の方法が、これからも広がっていきそうですね。
〜 以下発表資料より 〜

<日沖市長より大安中学校の生徒に寄附楽器第一号が届けられる>
「楽器寄附ふるさと納税」は、全国に眠る使われなくなった不用楽器を不足しているいなべ市の教育機関及び音楽団体へ寄附いただくことで、楽器の査定額が税金控除される国内初の取り組みです。2018年10月の受付開始から2ヶ月で、150の楽器の寄附依頼をいただきました。また、実際に学校に届けられた楽器は、フルート、サックスやトランペットなどで、楽器の不足が少しずつ解消しつつあります。
寄附者からは、「もう奏でることのなかった楽器が、新たな演奏者の手で甦るなんて。こんなに嬉しいことはありません。」「音楽は人を幸せにしますね。頑張ってください!」など多数の激励の声が集まっており、新しいふるさと納税の輪が徐々に広がっていることがうかがえます。寄附者は税金控除を受けられるほか、寄附された楽器の音色を楽しむことができるよう、演奏会への招待も検討しています。今後は、コントラバス、ウィンドチャイム、カバサなど楽器の種類を増やすことで、さらなる楽器不足の解消を図っていきます。
現在までに20もの楽器が学校に届けられており、教育現場からは感謝の声が多く届けられています。
大安中学校嶋田茉莉先生は次のように述べています。
「こんなすてきな楽器を贈っていただき、本当にありがたいです。感謝の気持ちを忘れず、大切に使いたいです。」
今後も引き続き休眠楽器を再起させ課題解決に注力していくと同時に、国内の寄附文化の定着とふるさと納税のあるべき姿を推進していく所存です。
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