Topページ > 納税 > メルカリやヤフオクの売上で確定申告が必要なケースも、フリマ収益の税金についての基礎知識
公開日:2017年2月4日

ネットで家の不用品や手作り品を販売したい時に便利なのが、「ネットオークション」や「フリマアプリ」です。最近では、より手軽に出品や取引ができる利便性の高いものが増えてきました。しかし、出品したものが売れた場合、気になるのは確定申告が必要なのか、税金はどうなっているのかということではないでしょうか。そこで今回は、ネットオークションやフリマアプリの販売における税金について解説していきます。

フリマアプリやネットオークションの隆盛

スマートフォンの普及に伴い、「メルカリ」などに代表されるフリマアプリの利用者は、ここ数年で急速に増えつつあります。個人がネットで物を売る手段と言えば、これまでの主流はネットオークションでした。しかし、オークションと違い、フリマアプリでは固定した値段での取引が可能なことに加え、売買や決済の手間が少ないことから、最近ではオークション以上の盛り上がりを見せています。

フリマアプリは次々に登場し、メルカリのほか、「Fril(フリル)」、「ラクマ」、「ZOZOフリマ」など多くの種類があります。一方のネットオークションは、「ヤフオク!」、「楽天オークション」、「モバオク」などが有名です。

メルカリやヤフオクの販売売上は確定申告が必要?

お小遣い稼ぎ、副業として気軽に利用できるメルカリやヤフオクですが、そこから出た売り上げに確定申告は必要なのでしょうか。もしかすると、「副業で20万円を超えたら確定申告が必要」と耳にしたことがあるかもしれません。しかし、そもそも家庭の不用品を販売する場合、基本的には確定申告は不要となります。日常生活で使用していたものや家庭から出る不用品などは「生活用動産」と言われますが、これらは、メルカリやヤフオクなどで販売しても課税の対象とはならないのです。つまり、家で使わない物を一気に販売して数十万円の利益が出たとしても、確定申告の必要はありません。

さらに、近ごろでは手作り品の販売も多く行われていますが、こちらはどうなのでしょうか。ハンドメイド商品を作って販売することは、利益を見込んでの行為ですので、課税対象となる可能性があります。

確定申告が必要なケースとは

利益を見込んで仕入れや手作りした商品を販売し、利益が出た際は、確定申告の義務が発生することもあります。その場合、税金は売り上げではなく、売り上げから仕入れ費用や経費を差し引いた「所得」にかかります。そして、会社に勤めている人の場合、給与以外の所得金額が年間20万円を超える場合に確定申告が必要になります(給与を得ていない人の場合、38万円)。そのため、「けっこう売り上げが出た」と感じても、売り上げから経費を引いてみたら確定申告は必要なかった、というケースは割と多いようです。

フリマアプリやネットオークションの販売で確定申告が必要かどうかは、売り上げの多さだけではなく、どのようなものを販売しているかによって変わってきます。家の不用品を売っているだけなのに税金の心配をしたり、逆に、納税の義務を怠って後で面倒なことになったりしないよう、ネットで物販をする際には、何をどのように販売すると税金がかかるのかをしっかり確認してみましょう。

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