目次
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、在住している地域以外で応援したい自治体に対して寄付金を提供することで、2000円を超える金額分だけ税金(所得税と住民税)から控除される新しい税金控除の制度です。さらに寄付した人は、その寄付金に応じた地方色豊かな返礼品を自治体から受け取れるいうことで、2015年より一気に利用者が拡大しました。
〜ふるさと納税についてもっと知りたい方〜
ふるさと納税が支持されてる理由とは、税制面から紐解いて解説
ふるさと納税基本制度と注意点
ふるさと納税、自分でもできる控除上限金額の計算方法
ふるさと納税で確定申告が不要な「ワンストップ特例」とは?
抑えておきたい便利なふるさと納税ポータルサイト3選
ふるさと納税感謝券はどこで使えるの?
ふるさと納税の返礼品としていくつかの自治体は、「ふるさと納税感謝券」ということで、その自治体の商店街で使える商品券を提供しています。寄付金に対する商品券の平均的な還元率は50%がメインですが、それよりお得な商品券を提供している自治体もあります。ただし、発行された自治体内の商店のみ利用できる商品券がほとんどなので、単にお得だといって申込するには事前に使えるかどうか注意が必要です。極端な話、北海道在住の人が九州地域の商品券を受け取った場合、自分で使う限りは北海道から九州まで訪れなければならないのです。
とはいえ、受け取った時の利用幅の広さで返礼品としての商品券は人気で、今回はその中でも多くの商店で利用できる商品券をランキング形式で紹介します。
第五位:群馬県昭和村「昭和村感謝券」

出典: https://furufuru.tv
昭和村で感謝券(商品券)の取扱いがある店舗であれば利用できます。利用できるお店は美容室からガソリンスタンド、家電屋さんなど30店舗以上もあります。5000円以上の寄付から貰えますが、5000円の寄付ですと、1,000円のチケット×2枚で還元率が40%となってしまうので、10,000円以上の寄付して1,000円チケット×5枚と50%還元率がお得です。何度も寄付しても返礼品として感謝券が貰えます。
第四位:群馬県みなかみ町「みなかみハピネスチケット」

出典: https://www.furusato-tax.jp/
この感謝券(商品券)は、2000円という少額の寄付から出来て、上限がありません。還元率は50%です。町内の人も寄付すると商品券もらえます。利用できるお店は170以上もあり、飲食店、宿泊施設はもちろんのこと、コンビニエンスストアでも利用可能です。
第三位:三重県志摩市「志摩市共通商品券」
三重県志摩市で利用できる商品券です。利用できる店舗も150以上あり、宿泊施設や、飲食店もありますが、日用品などが置いてあるホームセンターや、コンビニはもちろん、不動産屋、建設会社にいたるまであります。5,000円からの寄付で、返礼品をもらえます。還元率は50%です。市内在住者も寄付で返礼品がもらえます。
第二位:長野県小県郡青木村「青木村地域消費券」

出典: https://www.satofull.jp
こちらもまた、飲食店や宿泊施設はもちろんのこと、コンビニ、ガソリンスタンドなど60店舗以上で利用できます。10,000円からの寄付金で、5000円分の地域消費券が返礼品として送られてくるのですが、ほぼすべての商品が5%引きということもあるので、二重でお得な返礼品です。
第一位:千葉県勝浦市「かつうら七福感謝券」

出典: http://ふるさと納税.tokyo/
こちらの還元率は、なんと70%!10,000円寄付すると7,000円分の感謝券を返礼品として受け取ることができます。この「かつうら七福感謝券」が利用できるお店は70店舗以上で宿泊施設や飲食店、コンビニエンスはもちろんのこと、本屋や、エステ店、葬儀屋までも利用対象になっており、ゴルフコース、釣り船までレジャーも充実しています。スタッフ調べで還元率は最高ランクで、遠方の方でも節税しつつ旅行も良いかもしれません。
まとめと課題も
ランキングにとりあげた商品券以外にも、特産品もつけて提供し、実質の還元率60%程度の返礼品もありましたが、今回は純粋に商品券のみ提供される返礼品を取り上げてみました。 返礼品としての商品券、他の返礼品より高い還元率かつお金の価値が見えやすい返礼品であるがために、受け取った商品券をネットオークションやフリマサイトに転売する人もでてきて、ふるさと納税における問題になっています。
これを取り締まる仕組みは無いですが、自治体が継続的に提供できるよう寄付する人のモラルも問われています。
【Soldieお薦め返礼品】