はじめに
高知県は四国4県のうちのひとつで、四国の海側に位置します。黒潮が流れてきている地域なので、海の幸が豊富です。新鮮な魚はもちろん、魚の加工食品も様々な種類が造られています。また、1,000mには届かないものの、山や高地があるため、山の幸にも事欠きません。米の生産や畜産などが営まれています。そんな高知県のふるさと納税返礼品ですが、ご飯のおかずにもなって、お酒の当てにもなるような、子供から大人まで、ファミリーで楽しめる返礼品を特集します。
1. 奈半利町
高知県の海沿い東側に位置する奈半利町は、猟師町です。主な産業は漁業で、キンメダイが特産品です。そんな奈半利町のふるさと納税返礼品のおすすめは、「漁師直送 カツオとキンメダイの贅沢セット(数量限定)」です。通常はセットになっていないカツオとキンメダイのお刺身とタタキのセットですが、1916年に町制が施行されて100周年を記念したセットなのだそうです。17,000円の寄付で、カツオとキンメダイのお刺身とタタキをそれぞれ1節ずつ、合計4節が送られてくる、まさしく贅沢なセットです。また、標高400mに位置する米ヶ岡で飼育されている米ヶ岡鶏を使った手羽フライと手羽煮、デザートと焼き肉のタレがセットになった、「もっちり食感♪米ヶ岡鶏の手羽フライ10本・手羽煮10本&アイス食べ比べセット」もおすすめです。手羽先の老舗が提供している商品で、もちもちした食感が人気です。11,000円の寄付で、手羽元と手羽煮が10本ずつ、黒ゴマアイスと手づくりみそアイスが2つずつ、手づくり焼き肉のタレ350mlが1本と、ボリュームのあるセットになっています。
2. 須崎市
須崎市も海沿いにある町で、「さかなのまち」を掲げています。豊かな漁場は黒潮の恵みによるもので、水揚げされる魚の種類は全国でもトップクラスです。釣り好きの人には、磯釣りのメッカとしても知られているようです。そんな須崎町のふるさと納税返礼品のおすすめは、「職人吉岡の土佐カラスミ100グラム」です。工業生産ではなく、ひとつひとつ丁寧に手間暇をかけて作られたカラスミは、絶妙な塩加減と濃厚な食感、宝石のような輝きを持っています。特選品のカラスミとの違いは色のムラだけとのことで、味の品質は特選品と変わらないのだとか。お得に美味しいカラスミを食べられるのは嬉しいですね。須崎市からもう1つ、「魚菜市場 土佐の海鮮詰め合わせセット」を紹介します。漁業の盛んな須崎市では、昔ながらのかまぼこ製造のお店があります。手作り、手焼きのかまぼこは、地元で長く愛されている味です。かまぼこ4種類と味付生かつお節が3本入った、「さかなのまち」ならではの返礼品です。
3. 四万十町
高知県の西南に位置する四万十町。お隣に「四万十市」があるので間違えやすいですが、四万十町は向かって「右側」にある町です。四万十町の特産品である「四万十うなぎ」は、四万十川で獲れたシラスウナギを四万十町内で育てたもの。「四万十うなぎ味くらべ5本セット」は、かば焼きと白焼き、塩焼の3種類の味を楽しむことができます20,000円の寄付金で、かば焼きが3枚、白焼きと塩焼が1枚ずつ届きます。四万十ポーク米豚も、四万十町内で飼育されているもので、地元で採れたブランド米「仁井田米」をエサにしています。甘味が強く臭みのない良質の脂と、歯切れの良さが特徴で、通常の豚肉よりも必須アミノ酸を多く含んでいるとのことで、健康にも良い豚肉として人気があります。この四万十ポーク米豚は「期待度MAX!!四万十ポーク米豚の肉汁たっぷりバラエティセット」で手にすることができます。1万円の寄付で、ハンバーグに加工したものが150gを5袋、ソーセージに加工したものが6本を2袋、スタミナ漬け2~3人前350gを2袋と、大容量で大満足できる内容です。
まとめ
高知県というと、土佐のカツオのイメージが強いのですが、他の町にふるさと納税返礼品も、なかなか個性豊かで、美味しそうな特産品ばかりでした。海沿いの町が多いため、魚に偏るかと思っていましたが、意外にも地鶏やブランド豚など、畜産品もあることがわかりました。味にも期待が持てそうで、届くまで楽しくワクワク待てそうなものが多かったです。美味しい魚が食べたい時、がっつりこってり食べたい時に、高知のふるさと納税返礼品を思い出してくださいね。
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