Topページ > 節約・貯金 > クーポン使うのはケチ?その価値観を正して、賢いお金の使い手になろう
更新日:2017年4月24日

お店で食事をする時、ドリンク1杯サービスのクーポンを持っていれば女性同士では「さすが!」と喜ばれ、女性の財布にクーポンや割引券が入っているのは珍しくありません。一方、男性がクーポンを利用するのをあまり見かけません。割引券やクーポンを使う女性は多いですが、男性が使うとケチなのでしょうか?

時代にあった価値観を持つことが正しい

男性がクーポンや割引券を使うことをケチという認識がある印象を持っているなら、それはバブル時代の認識が尾を引いているのかもしれません。収入も右肩上がりで贅沢三昧だったバブル時代は、男性にかぎらずクーポンや割引券を利用すると「あの人、ケチだよね」という印象を持たれることもありました。

ですが、今はそんな印象を持つ方は少数派でしょう。マネー相談に来る相談者の話を聞いていてもお付き合いする相手、結婚相手に求めるのは経済観念です。収入が伸び悩む今の時代、ケチという印象よりクーポンや割引券を利用できる男性はしっかりした経済観念を持っているという印象になっています。

コスト意識を持つことは重要で、コストパフォーマンスで考えることは合理的です。ただし、なんでもバランスが大切で、行き過ぎはケチと捉えられてしまうかもしれませんが。

大事なのは、情報を正しく理解し比較すること

クーポンや割引券を利用すること自体は「ケチ」という印象はなくなっている時代に変化しているものの、正しく利用できているかどうかが大切です。クーポンや割引券を利用する前に他と比較することです。

筆者の経験ですが、使い捨てコンタクトレンズを購入するにあたりクーポンを利用することで一番安く購入できそうなお店に出向きました。スマホでクーポンを提示したところ、4年前に他のチェーン店で購入した履歴があるので初回の人限定のクーポンは利用できないことがありました。時間もなく他のクーポンを利用できるとのことだったので購入することにしました。地元の眼科で購入するよりは半額ぐらいの値段で購入できたので良かったのですが、クーポンもちゃんと理解して他のお店と比較することは必要です。

他のお店との比較に加え、そのような情報にアンテナを張っていることが最も重要です。知らなければ、知っている人の差は少しずつついていくのです。

数十円、数百円の差の積み重ねを他の投資へ

クーポン利用して、数十円、数百円割り引かれてもたいした節約にならないのではと思っていたらそんな事はありません。

例えば、スタバでドリップコーヒーを良く飲む方であれば是非利用したいのが、当日内にレシート持参すれば2杯目が100円(税別)になります。仮にオフィスの1階に入っているスタバで毎日shortサイズ280円を2杯飲んでいた場合、2杯目はレシートを持参し100円で購入し場合とで比較してみましょう。

レシート利用しない場合

日:560円(2杯分)×20日間=11,200円 

年間:11,200円×12ヶ月=134,400円

2杯目をレシート利用した場合

日:380円(1杯目280円+2杯目100円)×20日間=7,600円

年間:7,600円×12ヶ月=91,200円

レシートを利用するかしないかで、年間で43,200円も支払いに差が出ます

あくまでも1例になりますが、クーポンや割引券を利用して少額であっても年間を通してみると大きな金額になります。

毎月7,600円あれば、投資に回すこともできます。例えば個人型確定拠出年金など5,000円から拠出でき、毎月の掛金は全額所得控除の対象にもなります。クーポンや割引券を利用して節約できたお金が少額だとしても、10年、20年と時間をかけて運用していくことで大きな金額になります。仮に毎月5,000円を3%の運用商品で10年間運用していくと約70万円になります。クーポンや割引券を利用して節約できた金額を投資に回すことは「賢いお金の使い方」以外何ものでもありません。

お金持ちやお金が貯まる人のお金の習慣を紹介

「節約=洋服などにお金をかけない」というわけではありません。マネー相談で多くの家計を見てきましたが、流行をおさえつつ、良い素材の洋服や小物を身に着けている方でしっかりお金を貯めている方に話を聞くと、ファミリーセールを利用している方は圧倒的に多いです。スーツや靴、鞄など高額な商品ほどファミリーセールで購入するそうです。10万円のスーツが80%割引であれば、2万円で購入することができます。また高級セレクトショップのファミリ―セールであれば芸能人やモデルで混み合うそうです。

筆者も予定が合えばファミリーセールに出向きますが、セールと言えば女性が多いイメージでしたが、今はオシャレなサラリーマンをセール会場で多く見かけます。今の時代、男性がクーポンを利用しても「ケチ」というより「賢くお金を使っている」イメージに変わっています。

また有名な話ではFacebookの創設者であるマーク・ザッカーバーグがいつも着ているグレー、黒のTシャツは同じブランドで複数所有しているそうです。理由としては仕事以外の意思決定の回数を少なくしたためであり、お気に入りのシャツであれば間違いのない選択であるからです。そして高額な商品でも全くないそうです。亡きスティーブ・ジョブスやオバマ前大統領も衣装選びには同じ理論を持っていたそう。お金持ちのお金の習慣はとにかく高い物を購入するという時代ではなく、自分の価値観に合ったスタイルに変わってきているようです。

まとめ

「ケチ」と「賢いお金の使い方」は全く異なります。クーポンや割引券など利用できるものは利用していきましょう。「倹約」ならぬ「賢約」という考え方がこれから時代に必要です。

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