手書きの家計簿も根強い人気を誇っていますが、書くことが苦手な人や、計算が苦手な人もいることでしょう。そんな人はスマホの「家計簿アプリ」を使ってみましょう。いつでもどこでも簡単に入力できるので、三日坊主になりがちな人でも簡単に続けることができます。
しかし、家計簿アプリはたくさんあって、どれを選んでいいのわからないという声も聞きます。そこで代表的な家計簿アプリ5つを、機能や使いやすさなど総合的に判断してランキングにしましたので、参考にしてください。
目次
家計簿は新年からスタート
「1年の計は元旦にあり」「始め良ければ全て良し」というように、物事を始めるのであれば、最初が肝心です。新しい年になり、気分も新たに様々な目標も決めたことでしょう。今年こそ、家計を見直して貯金を増やそうと思うのであれば1月分から家計簿をつけ始めることをおすすめします。
収入や支出は毎月変化があるので1年間通して家計簿をつけることで、例えば冬は光熱費が上がるから他の月でその分の予算を調整しておくなど来年にも備えた家計管理が可能になります。もちろん、1月からでなくても何月からでも思い立った時がスタートのチャンスです。まずは3ヶ月間、家計簿をつけてみて家計の収支を把握することで、いくら貯蓄にまわせるか家計を見直すことができます。
おすすめ家計簿アプリBEST5
総合第1位:Zaim
家計簿を入力することが苦手な人にとっては嬉しい、レシート読み取り機能がとても優秀です。スマホのカメラ機能で写真を撮るだけで買った品物から金額、お店まで読み取ってくれます。一気にまとめ買いした時など、レシートが長くなってしまっても、分割撮影してもきちんと入力してくれます。なんといってもありがたいのが、強制的に節約できる機能があることです。1ヶ月の予算を初めに決めておけば、残ってるお金、使えるお金が表示されるので予算内に収めないといけないプレッシャーが働きます。あらかじめ予算を決めて、その金額内で収めるように努力することが、節約上手になる秘訣です。

・予算から計算して強制的な節約機能がある
第2位:マネーフォワード
レシート読み取り機能は、「Zaim」に少し劣る印象がありますが、細かい品目や明細を気にしなければ問題はありません。「マネーフォワード」の魅力は、銀行やクレジットカードとの連携ができることです。「Zaim」にも同じ機能はありますが、「マネーフォワード」の場合は、最新の入出金データが表示されるだけでなく、登録したアドレス宛にメールも届きます。ついうっかりカードの支払い日を忘れていて、他の引き落としの残高が足りないとなることがありません。他にも、複数の銀行口座が登録できるので、別々の銀行のアプリを確認する必要がありません。また、「ホーム」画面には税金や住宅、節約や投資などの記事があり、隙間時間で賢く勉強できるのも特徴です。

・メールとの連携で備忘録が便利
第3位:マネーツリー
「マネーツリー」が他のアプリと違うところは、個人の支出と、経費としての支出を分けて管理できるところです。交通費など個人で立て替えて、後から申請して経費精算をする会社員の方には、請求漏れがなくなりとてもありがたい機能です。その他、マネーツリーは銀行口座、クレジットカード情報が一目でわかるだけでなく、Tポイント、ANA、JAL、WAON、楽天、nanacoなどのポイントカードやIDの情報も一目でわかります。単なる家計簿というよりは、資産を丸ごと管理できるアプリといったところではないでしょうか。

・多くのポイントカードとの連携
第4位:かけ〜ぼ
写真読み取り機能はありませんが、食費や交際費などの費目は選択することができ、支出金額だけの入力するとてもシンプルなアプリです。カレンダー表示になっているので、日々の収支が一目でわかりますし、収支も円グラフや棒グラフなど表示されます。細かく買ったものが何かよりも、いくら使ったか支出の管理をしたい方にはオススメです。簡単シンプルということが継続する大事なキーワードです。

・カレンダー表示やグラフ表示に工夫がされている
第5位:ZENY
ZENYの良さは何と言っても簡単でシンプルなところです。家計簿というよりはおこづかい帳のイメージです。食費や交通費、日用品などどのくらい使っているのか確認したい方におすすめです。レシートの読み取り機能や、銀行口座の管理といった機能はなく、いくら使ったかの管理のみしたい人にとってはシンプルでとても使いやすいアプリです。

・おこづかい帳のように気軽に使える
まとめ
今回ランキングした1位から3位までは高機能系アプリと言われる日々の入出金から口座、クレジットまで一元管理できるアプリです。細かく徹底的に家計を管理したい人に向いていると言えます。一方4位、5位は初めて家計簿アプリを使う人や、支出だけ管理したい人、シンプルなことが継続できる秘訣だと思っている人に向いていると言えます。家計簿アプリは、何を知りたいのか、どんなことが管理できるのかなど自分に合ったアプリを選びましょう。
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