Topページ > 不動産 > 騙されるな、良心的な不動産会社の見極め方
公開日:2017年3月20日

マイホームを探すときは、不動産会社を頼ることが多いです。大事な「住まい」を選ぶパートナーである不動産会社は、しっかりした会社を選びたいです。良し悪しはどう見分ければいいのでしょうか?不動産会社の仕組みから解説していきます。

どうやって利益を出している?

不動産会社は基本的には物件を保有しておらず、仲介するのが仕事です。自社物件もありますが、不動産を所有するのは経費もかかるので借主・売主が見つからないと利益が出ない可能性もあります。そこで自社保有でない不動産を「仲介する」というスタイルも重要なのです。この際の仲介手数料は金額によって差はありますが、通常の不動産であれば『物件×3%+6万円』となります。売り主側、買い手側双方から受け取ることが可能ですので、仮に1,000万円の不動産を仲介したならば、36万円×2=72万円の仲介手数料を受け取れます。

仲介手数料「両手」と「片手」取引の際

先の例ように、双方から仲介手数料を受け取れることを「両手」と呼びます、逆に自社物件の売却や、他社の物件情報を提供しただけの場合は、売り主側からの手数料は発生しません。こういった取引を「片手」と呼びます。よく不動産会社ののぼりやチラシで「仲介手数料無料」と記載されていますが、その多くは売り主側の手数料の放棄に限られます。ですので、買主側からはメリットがないことや、売り主側の仲介手数料を放棄した分がコストとして上乗せされている可能性もあります。

最近は仲介手数料を値引きする不動産会社も増えましたが、その他の事務手数料がかかることがないか注意しましょう。不動産売買の仲介手数料は高額になるため、少しでも安くしたいというのが本音だと思います。しかし、仲介手数料以外の面も見ていくようにしたいです。

他の手数料も存在

なお、仲介手数料の他にも、住宅ローン紹介による収益も存在します。不動産購入の際は一緒に住宅ローン申し込みをすることが多いですが、提携金融機関に住宅ローン申込者を紹介することで得られる仲介収入です。不動産会社の収益源は消費者側からは見えにくいですが、知っておくと不動産会社の対応を深く読み取ることができます。

こんな不動産会社に注意

不動産会社の仕組みとして、「仲介」というキーワードが浮かび上がってきました。仲介で収入を得るのは決して悪いことではありませんが、その分「いい物件」を仲介して欲しいものです。仲介手数料や成約が優先され、良い物件を仲介するという気持ちを忘れているのでは?という例をいくつかご紹介します。

契約を急ぐ理由のみを提示

例えば消費税が上がる前、消費税増額のデメリットのみを強調して契約を急がせる、という業者も見受けれれました。しかし、消費税の家計に与える影響を考慮した住まい給付金や、消費税増税後の需要減による価格の下落など、契約を待つメリットも存在します。契約を急がせる不動産会社では「契約さえ取れればいい」という姿勢が隠れているかもしれません。

ボーナス払いやフルローンをすすめる

低金利時代ですので、あえてフルローンで「低い金利で多く借りる」という選択もないとはいえませんし。しかし、それは収入やライフプランを考慮し、リスクを見極めたうえで行う必要があります。もし、「収入が多いから」「若いから」などの表面的な理由でフルローンをすすめているならば、一度疑った方ったほうがいいかもしれません。また、ボーナスは業績が悪化すると真っ先に削られるため、ボーナス払いもできる限り避けるのが無難です。こちらにも注意しましょう。

住宅ローンについて知識が乏しい

いい不動産会社の場合、住宅ローンについても一定の知識を持っています。たとえ仲介手数料の発生する住宅ローンをすすめるにしろ、特徴はきちんと説明できなければなりません。特徴を知るには、他の住宅ローンに関する知識も不可欠です。提携ローンのデメリットも説明する不動産会社こそ、良い会社でしょう。

大手不動産と地元不動産、どっちがいいの?

最後に、大手不動産と地元不動産の差異について考えてみます。両者は優位性ではなく、特性で比較したいです。大手不動産は広範囲の物件を扱っていますが、地元不動産は特定のエリアに強い傾向があります。そのため、幅広い区域から好みの物件を探したいときは大手がおすすめです。逆に住みたい地域が決まっているなら地元の不動産会社ものぞいてみると掘り出し物件が見るかる可能性があります。相性や好みもあるので基本的にはあまりこだわらず選択しましょう。

まとめ

不動産会社を見極めるポイントをご紹介しました。一概に言い切れるものではありませんが、収益を上げる仕組みを知っておくと、万が一、手数料目当ての対応をされたときに見破りやすいです。

最初からベストの不動産会社を探そうとすると大変です。一つに絞り込まず、いくつかの不動産会社を比較しながら最終的な会社を決めるといいでしょう。