Topページ > 不動産 > 不動産、良い物件を見極めるために必要な視点とは?
公開日:2017年3月13日

住宅における「良い物件」とはなんでしょうか?購入という視点からは、価格や広さを重要視してしまいがちです。しかし環境や将来の資産価値など、住むという価値の見極めも重要です。住宅購入時に持っておきたい視点をまとめておきましょう。

住宅環境や将来に向けた資産価値を大切に

住宅環境は、時間帯や曜日を変えて何度も確認したいです。この際、家族全員で行いましょう。親の優先事項と子供の優先事項は異なるため、各々の目で周辺環境を評価するためです。実際に駅やスーパー、もしくは学校まで歩いてみましょう。意外と坂が多い、道が狭くて危険、などの問題に気づくことが出来るかもしれません。また、利用しそうなスーパーの品揃えや営業時間など、実際の生活をシミュレーションしながらチェックしましょう。

公共サービスや施設設備も大事です。特に子供がいる場合は、夜中にかかれる病院はあるのか、子供の医療費補助や予防接種の情報など、自治体のホームベージを見ておきます。土地の資産価値は、街に負うところも大きいので、将来この街がどうなっているかも大切です。新しい住人が入ってきにくい地域の場合、街が高齢化、ひいては空洞化の可能性が高いので注意を払いたいです。

適正価格を知ろう

周辺の物件情報をチェックすれば相場はわかります。日照や広さなど、他の条件が同じなのに極端に安い場合は、どういった理由で割安なのか考えたいです。もちろん、大量仕入れや広告費を抑えるなどのコスト削減に成功した結果、割安な価格になったとも考えられます。しかし耐久性や材質などを削っている可能性もあります。基本的に、商品に自信があるほど保証が手厚くなります。いい住宅ならば、修理や補償のコストが低いため、保証を充実させられるからです。価格が割安な場合は、品質保証やアフターケアがきっちりなされているか確認しましょう。

建売一戸建てにおける建築会社の見極め方は

注文住宅であれば、最初から好みのハウスメーカーや工務店を選ぶことが出来ますし、間取りや外観も自由になります。しかし建売住宅の場合は基本的には完成した建物を購入することになるので、建築会社の見極めが大切です。住宅は、建築会社ごとに特色がありますので、購入前にどこを重視するのか、優先順位を決定しておくといいでしょう。一般的には、以下のような項目が重視されます。

1:会社の信頼感

マイホームは大きな買い物ですので、しっかりした会社から購入したい、という人は多いです。ただし、昨今は「大きな会社だから安心」と判断することは出来ません。例えば、大きなグループ会社でも建築部門が赤字であれば事業縮小される可能性もあります。建築部門がしっかり稼いでいるのか、入居時入居後のサポートはあるか、アフターケアや保証は充実しているか……など、単なる知名度ではなく、実質的な信用を見極めましょう。

2:価格

どんなにいい家だったとしても、予算オーバーではいい買い物とはいえません。予算の枠をしっかり決めて、予算内に収められる会社を探しましょう。建売物件では物件価格はすでに提示されていますが、住宅ローンや登録免許税などの諸経費は別途発生します。諸経費も含めた総額をしっかり提示してくれる建築会社ならば安心ですね。

3:住宅性能

耐震性や断熱性など、住宅性能にこだわりがあるならば、完成前の建売住宅を探していきましょう。工事には危険もあるため一定の制限はありますが、通常は許可をとれば、見学が可能だからです。もし、完成後の場合は、第三者機関により性能をチェックされる長期優良住宅や、住宅性能表示制度を利用した住宅を選ぶのがおすすめです。

いったん優先順位を決めても、住宅を探しているうちに、他にこだわりたいポイントが生じてしまうこともあるでしょう。その時は優先順位の並び替えを行います。常に「最優先ポイント」を意識し、住宅選びの軸がぶれないようにしたいです。

まとめ

実際には広告イメージや、営業マンとの相性などに左右されてしまうことも多いようです。もちろん、インスピレーションも大切にしたいですですが、直観のみで決めてしまうのは少し危険かもしれません。住宅購入の際は、事前に自分たちの「評価軸」を作っておきましょう。そして最後のコツは、焦らないことです。住宅選びを楽しむ余裕を持てば、きっといい物件に巡り会えるはずです。

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