Topページ > 投資・資産運用 > これだけは知っておきたい確定拠出年金の運用における基礎知識
更新日:2017年1月27日

確定拠出年金の節税ポイントは「拠出時」・「運用時」・「受取時」の3つ。
中でも、「運用時」の節税ポイントは、運用利益にかかる税金が非課税となるもの。運用利益が最高70歳まで100%受取れるなんて魅力的です。しかし、運用は政治や経済など国内外の情勢に大きく左右されます。運用成績に一喜一憂しない精神力も大切ですが、まずは運用の基礎を知って運用の波にもビクともしない地盤づくりからはじめてみましょう。

運用商品は「元本保証型」と「元本変動型」の2つある

「運用」と聞くと元本が保証される商品なんてないのではと思われがちですが、確定拠出年金の運用商品には、「元本保証型」と「元本変動型」の2つがあります。

さらに「元本保証型」、「元本変動型」それぞれに様々な種類の商品があり、まさにその組み合わせが「運用時」の節税ポイントを活用するカギとなります。

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「元本保証型」の主な商品と特徴

「元本保証型」の商品は、「定期預金」と「保険」です。

「定期預金」は元本保証されていますが、物価が上昇すると現状維持では預金が目減りしていくのと同じ状態になるので、物価上昇に対応する力が弱いと言わざるを得ません。低金利時は、将来の金利上昇に備えて期間の短いものを選ぶのが鉄則です。

「保険」は、確定拠出年金の場合、給付が割増になる死亡保障がある商品もありますが、貯蓄重視の商品が中心となっています。利回りは低くなりますが、死亡保障がついているので貯めながら万が一に備えることができます。ただ、中途解約をすると元本割れすることがあるので注意が必要です。

「元本変動型」の主な商品と特徴

「元本変動型」の商品は「投資信託」です。

「投資信託」とは、加入者の掛金を加入者に代わってプロが株式や債権・不動産などに分散して運用してくれるものです。国内だけでなく海外の商品も取扱っていますので、組み合わせは十人十色です。運用利益は、どの商品をどんな配分でいつから、どのくらいの期間続けるのかで大きく違ってきます。また、運用利益は、基準価格が安いときに買って、高いときに売れば出ますし、買ったときより下がれば元本割れすることもあります。

運用商品の配分は、定期的な見直しを! 

確定拠出年金では、金融機関は加入者に必ず「元本保証型」を組み入れて提案するよう決められています。商品選びは、まず「元本保証型」と「元本変動型」の比率を決め、続いてそれぞれの中身となる商品と配分を決めます。そして「元本変動型」の配分は、最初に決めたままでほっておいてはいけません!手数料がかさむので、頻繁な配分調整はおすすめできませんが、経済状況によっては値上がりしたものを減らし、値下がりしたものを増やすといった見直しが有効です。

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「運用」には波がある

「運用」は、人生と同じように波があります。いい時があれば悪い時もある。運だけに任せるのではなく、努力が必要なのも同じです。基礎知識を地盤に、自分のライフスタイルにあった「運用」で無理なく将来の資産形成をはじめてみませんか。

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