Topページ > 年金 > 実践で勉強しよう!プロが教える、確定拠出年金(iDeCo)の運用の仕方
更新日:2017年4月28日

企業型、個人型合わせ、既に約609万人(厚労省データ2016年9月末時点)が加入している確定拠出年金は「運用」がとハードルとなり、「分からないまま」スタートしまっている方が多いようです。今回はハードルとなっている「運用」との付き合い方のご紹介です。

確定拠出年金は自分で運用しなければならない制度

会社から提示される定期預金、保険、投資信託等の数十銘柄の商品群から「自分」で選択しなければなりません。商品選択後に元本を下回る結果となってもその運用成果は自己責任となります。ということは「分からないまま」ではなく、商品内容を理解して選択し、運用状況を定期的にチェックし、見直しを行いながら管理・運用するという姿勢が必要になります。

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会社が確定拠出年金を導入する際には、運営管理機関のサポートを受けています。運営管理機関には大抵、サポートデスクが設置されていますので、「この商品はどういった特徴があるのか?」という質問には対応していますので積極的に活用すると良いでしょう。

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ポートフォリオの選び方

商品選びに大切なことは、ご自身の「リスク許容度」に合わせるということです。「リスク許容度」とは、価格変動(リスク)に対するご自身の耐力のことを言いますが、それは運用期間の長短、保有している金融資産残高、年収、運用目標設定等により異なります。

仮に運用目標を3%と設定した場合、現在の低金利では預金や保険の元本確保型だけでは目標達成は出きません。ポートフォリオの一部に国内外株式や債券等で運用する投資信託を組み込むことを考える必要があります。

一方、「リスク許容度」は性格にもよります。値動きの大きな投資信託を選び、日々の値動きが気になり体調を崩してしまい、お仕事にも支障が出るようでは「リスク許容度」は小さいと判断できます。そのような方は元本確保型メインで安定性を重視した商品選定をするべきでしょう。

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配分変更とスイッチング

運用商品は一度決めたら終わりではありません。運用状況、ライフプラン等の変化に応じた見直しが必要です。確定拠出年金の見直しには、毎月の掛金で購入する商品を変更する「配分変更」と、既に貯まっている残高の預け先を変更する「スイッチング」の2種類がありあます。

「配分変更」も「スイッチング」も費用がかかりません。

確定拠出年金での運用スタート当初は手堅く元本確保型を選んでいたが、そろそろ投資信託を組み込んでみようと思い至ったときには、「配分変更」は毎月、「スイッチング」はいつでも回数制限なく手続きが可能です。

特に投資信託を選択し、一定の利回りを目標としている場合には、「スイッチング」により最低年に1度の定期的な「リバランス」という手間をかけてあげてください。リバランスとは仮に運用スタート時に株式50%、債券50%と配分していたとします。1年経過後に株式70%、債券30%と資産配分が変化していた場合、上昇した株式20%分を売却し利益を確定させ、債券を20%分追加購入し、購入時の資産配分比率に戻すことを言います。

このリバランスを行わないと、値動きのある投資信託等の運用商品は、気がつけば、上がったり、下がったりと波乗りをしているだけだったということにもなりかねない危険性があります。あくまでも過去の実績からではありますがリバランスにはリスクを下げる効果があり、運用効率を高めることが期待できますので是非、実行していただきたいです。

まとめ

確定拠出年金は、皆さんの退職後の生活を支える大切な制度です。優遇税制を享受でき、継続投資(購入時期の分散)、長期運用の特徴を活かした老後の資産形成に適している仕組みになっていますので有効に活かしていただきたいですね。

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