Topページ > 年金 > 確定拠出年金の金融機関はどこを選ぶ?みずほ銀行の特長や手数料について
公開日:2016年12月13日

2017年1月からの個人型確定拠出年金加入対象者拡大がいよいよ迫ってきました。これまで個人型確定拠出年金(以下、個人型DC )については、大手金融機関は全く関心がないような印象がありましたが、ここにきて、ようやく大手金融機関もサービス強化に本腰を入れ始めたようです。今回は、そんな大手金融機関で気合の入って来た感の目立つ、みずほ銀行の「みずほ個人型プラン」(2017年1月サービス開始)をご紹介します。

「みずほ個人型プラン」の特徴

みずほ銀行は、年明け早々、口座管理・運用コストを引き下げ、運用商品は分かりやすく11本まで絞り込んだ商品ラインナップへ変更し、ロボアドバイザーによる資産配分アドバイスも無料提供する「みずほ個人型プラン」をスタートさせます。かなり資産運用初心者を意識した設計になっている印象を受けます。

口座管理手数料が引き下げ、キャンペーンも有り。

新プランのみずほ銀行へ支払う口座管理手数料は従来の月額324円(税込、以下同じ)から月額293円に引き下げされます。金融機関に支払う口座管理手数料を無料としている一部の金融機関はありますが、全体的には優位性はあり、引き下げ後は70社以上の金融機関の中で10位以内に位置付けそうです。

さらに、以下のそれぞれの要件を満たした場合には手数料割引があります。

  • 個人型DCの掛金引き落とし口座をみずほ銀行口座に指定すると月額27円割引
  • 専用WEBサイトにメールアドレスを登録し、無料運用サポートツール「SMART FOLIO(DC)」で60歳時の運用目標額を設定すると月額10円割引

また期間限定のキャンペーンも設定されています。

2017年4月28日までに新プランに申し込みすると、みずほ銀行に支払う月額293円の口座管理手数料が6ヶ月間無料になります。

確定拠出

商品性

選択できる商品は以下の投資信託10本、定期預金1本の計11本です。投資信託については、バランス型以外は徹底して0.1%台〜0.3%台と低水準であり、投資経験のない方でも悩まず、馴染みのある国や企業に分散投資ができるよう選定されています。海外株式、海外債券については「為替ヘッジあり」も選択肢がありますが、この選定も、為替の動きがコワいという運用初心者に配慮したものなのでしょう。

バランス型の2商品は、市場の動きに機動的に対応しようとする運用方針をとりますので、ある意味アクティブファンド的な要素があります。国内外先進国債券・株式・リートの他、新興国債券・株式も投資対象に含まれています。

市場環境が悪くなりそうな時には、債券等の安定資産の割合を高め運用にブレーキをかけながらリスク幅を「投資のソムリエ抑制型」は2%、「投資のソムリエ」は4%に抑えることを目指しながら育てていくタイプの商品です。こちらの商品も大きな下落は避けたいという運用初心者に配慮する気持ちが感じられます。ただし、コメントとしては、多ければ良いというわけではありませんが、利用者の自由度という視点で、商品数は少ない印象を受けます。

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サービス&サポート体制

確定拠出年金の一番のハードルは、実際に、どのように株式や債券、国内外の割合を選べばいいのか分からない点でしょう。ホームページもかなり見やすく、投資経験のない方でも運用方針が見つけられるようになっていて、サポート体制からも、みずほ銀行の気合が感じられます。

前述しましたサポートツール「SMART FOLIO(DC)」では、簡単な質問に答えることで、リスク許容度に応じた資産配分を確認することができます。あくまでも提示された資産配分は参考までのものですが、どれくらい株式を組み込んで良いものか?等の目安を見つける助けにはなるでしょう。特別な手続きは必要なく、みずほ銀行サイトから「SMART FOLIO(DC)」は気軽に試すことができます。

申し込みについても、みずほ銀行サイトから、加入資格の有無を確認しながら書類作成に誘導する仕組みになっているため煩わしさなく手続きできる体制が整えられています。パソコンは苦手という方は、コールセンターも設置されています。こちらも企業型DCの加入者が使っているコールセンターと同じスタッフが対応するという気合の入れようです。安心感ありますね。

まとめ

確定拠出年金は老後の資産をつくるためのツールであり、長期で育てていくものですので、分かりやすく、使いやすく、低コストであることは大切な要素です。その点では、今回、紹介しました、みずほ銀行の新プランは現状では十分検討価値のある選択肢に入ってきたといって間違いないでしょう。

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