Topページ > 年金 > 「マッチング拠出」は活用すべき?企業型確定拠出年金の制度を知ろう
更新日:2017年6月28日

じぶん年金つくりに注目が集まっている確定拠出年金制度。企業型に加入している一部の企業では、従業員に「マッチング拠出」を勧めているところがあるようです。筆者のもとにも、活用すべきかどうかの相談が増えてきています。今回はそんなマッチング拠出について紹介します。

マッチング拠出とは

企業型の確定拠出年金は、企業が退職金制度として確定拠出年金を導入し、従業員を加入させ、原則として掛け金は会社が払うことになっています。マッチング拠出は、その企業が支払う掛け金に、従業員自身も上乗せして掛け金を拠出することができる制度です。

この制度は企業型の確定拠出年金に加入している従業員すべてが利用できる制度ではなく、会社が規約で定めた場合のみ利用できる制度となっています。企業がマッチング拠出制度を選択した場合には、個人型の確定拠出年金には加入できないことにも注意が必要です。

人生設計の準備

マッチング拠出分は所得控除できる

企業の掛け金を除き、自分自身で積み立てる掛け金は年末調整や確定申告により掛け金の全額を所得控除することができます。

例えば課税所得が500万円の人が毎月1万5000円をマッチング拠出した場合、年間18万円全額が所得控除され、所得税・住民税と合わせて税率30%分、つまり5万4000円軽減されることになります。

また企業の掛け金と同様に、マッチング拠出での運用により生じた利益や分配金、解約時の売却益も全額が非課税となります。受取時も一時金として受取る場合は退職所得控除、年金として受取る場合は公的年金等控除の適用対象となります。いずれにしても、税金が軽減されるところが魅力と言えます。

ふるさと納税、デメリット

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ただし、掛け金の上限に要注意

マッチング拠出できる金額には上限があり、確定拠出年金以外に企業年金がない場合は5万5000円、ある場合は2万7500円が企業の掛け金と合わせた上限額となっています。

ただし、加入者の掛金は会社掛金と同額までと決められています。

例えば上限が5万5000円の場合に企業の掛け金が2万円だとすると、差額の3万5000円を積み立てようとしても、企業の掛け金と同額の2万円までの積み立てしか認められないということになります。掛金の変更は年1回しか行えず、また原則60歳まで引き出せないので余裕を持った金額を設定しておきたいですね。

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 まとめ

確定拠出年金では掛け金の運用成績によっては元本割れのリスクを伴います。自分の意志で加入するかどうかを選べるので、しっかりと将来を見据えメリットだけでなくデメリットも意識して、上手に制度を活用していきたいものです。

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