Topページ > ローン > 2017年3月住宅ローン平均金利が前月より上昇。4月の金利上昇は限定的と判断
公開日:2017年3月3日

先日、WhatzMoney株式会社が3月実行分のローン金利状況の独自調査を行なった。

本調査によると、主な調査対象である73の銀行において、10年固定金利型の平均金利は全月比より0.006%プラスの1.027%をマーク。長期固定金利住宅ローンのフラット35も、借入期間20年以下のプラン、借入期間21年以上35年以下のプランともに最低金利がわずかに上昇した。

こうした現象が起こった背景には、10年国債金利の金利上昇が影響しているとの事。しかし、2月末に日銀が10年国債金利の上昇を抑える姿勢を見せており、今後も固定金利型住宅ローン金利上昇が続く可能性は限定的との予想されている。

対して、変動金利は主要73の銀行全てが全月と同じ平均金利0.957%を記録。日銀のマイナス金利政策が続行している中では、しばらくこの低金利が継続すると考えられている。

主要銀行全プランの最低金利も前月と同じ数値を更新中である(0.350%)。他の商品と比較して、短期間の固定金利選択型住宅ローンを軸に低金利が継続している影響からだとされている。

しかし、アメリカ大統領選の余波、隣国との緊迫した政治やり取り、さらには大阪・豊中市の国有地問題など、今後の情勢によっては思わぬ金利上昇がある事も考えられる。特に固定金利期間が限定されているプランでは、期間終了後に金利が上がる傾向があるので注意が必要だ。金利のみを見るのではなく、ローンの総支払額も考慮しておく必要があるだろう。

 

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~以下、発表資料より~

 

1. 10年固定金利型は基準となる10年国債金利の上昇を背景に、73行中9行が金利引き上げ。ただし、2月末に日銀が10年国債金利の金利を低く抑える姿勢を見せており、金利上昇が継続する可能性は限定的と予想

3月の10年固定金利型住宅ローンの金利は、基準となる10年国債金利が1月下旬から2月第4週にかけて上昇傾向だった結果、基準金利を毎月見直す傾向がある大手銀行やネット銀行を中心に、金利は上昇いたしました。【図1】

【図1】10年固定金利型 金利引上行と引上幅(主要73行)

2017年3月の住宅ローン平均金利は前月から上昇。ただし、年度明け4月の金利が上昇する可能性は限定的と予想

主要73行の10年固定金利型の平均金利は1.027%(前月比プラス0.006%)となりました。【図2】

【図2】10年固定金利型平均金利(主要73行)

2017年3月の住宅ローン平均金利は前月から上昇。ただし、年度明け4月の金利が上昇する可能性は限定的と予想

10年国債金利は2月上旬に一時0.15%まで上昇しましたが、2月24日以降は0.06%程度となっています。
この2月24日の金利の低下は、日銀が国債購入実施日を事前に公表する方針を検討したことが市場に伝わり、安心感が広がったためと思われます。
3月については、2月28日に日銀が公表した国債購入方針において、特に10年国債の金利を低くしようとする姿勢がみられたため、10年国債金利は2月ほど上昇することはないと予想します。
また、この日銀方針から、年度明け4月の住宅ローン金利は3月よりも引き下がる可能性が高いと思われるため、借り入れ時期が4月でも良い方は、4月の金利動向を確認してから借入日を決めることも選択肢として検討することをお薦めします。

2. 変動金利型は73行とも前月据え置きで変動金利は底打ちが鮮明に

変動金利型の金利は主要73行すべてで金利は前月から据え置きとなり、変動金利型の平均金利は0.957%(前月同水準)となりました。【図3】

【図3】変動金利型平均金利(主要73行)

2017年3月の住宅ローン平均金利は前月から上昇。ただし、年度明け4月の金利が上昇する可能性は限定的と予想

変動金利は日銀のマイナス金利政策が継続している中で金利が横ばいで推移しており、これ以上の金利低下は見込めないながらも、当面の間、低金利が継続すると予測します。

3. フラット35の最低金利は、返済期間20年以下のプラン、返済期間21年以上35年以下のプランとも金利が上昇

フラット35の最低金利は、借入期間20年以下のプラン、借入期間21年以上35年以下のプランともに金利は若干上昇しました。【図4】

【図4】フラット35の金利推移

2017年3月の住宅ローン平均金利は前月から上昇。ただし、年度明け4月の金利が上昇する可能性は限定的と予想

4. 主要銀行全プランの最低金利は0.350%と前月から変わらず。比較的短期間の固定金利選択型住宅ローンを中心に低金利が継続

主要銀行の全新規借入プランのうち1月の最低金利は0.350%と前月と同水準となりました。【図5】

【図5】0.300%台の住宅ローンプラン(3月2日現在)

2017年3月の住宅ローン平均金利は前月から上昇。ただし、年度明け4月の金利が上昇する可能性は限定的と予想

固定金利期間が限定されているプランは、固定金利期間終了後の金利が上がる傾向があるため、金利だけで選ぶのではなく、総支払額でも比較検討することを推奨いたします。

WhatzMoney株式会社
代表取締役 前田一人

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担当:田中
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mail:info@whatzmoney.com

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商号:WhatzMoney株式会社
代表者:代表取締役 前田一人
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事業内容:インターネットを利用した金融商品の情報提供サービス業

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