Topページ > ローン > 住宅ローン、民間銀行とフラット35の性質と違いを知ろう
公開日:2017年4月13日

多分、おそらく一生で一番高額な買い物が住宅です。
そして、ほとんどの人が長いローンという名の借金をして購入します。
となると、どんな住宅ローンを選択したら良いか悩みどころです。
そこで今回、民間銀行の住宅ローンと住宅支援機構のフラット35の主な性質の違いを比較してみました。

民間住宅ローンの特徴

民間住宅ローンは銀行、信用金庫、信用組合など様々な金融機関が取り扱っているその金融機関独自の住宅ローン商品です。そのため融資条件や金利はそれぞれ異なります。そして、金融機関では貸出金利と預金金利の差が利ざやとなるため金融機関に借入時に払う事務手数料が割安に設定されていることが多くあります。
また、居住用の新築、中古住宅購入時だけでなくリフォームでも適用されるところもあります。

金利タイプは全期間固定金利を取り扱っている金融機関が少なく一定期間固定でその後、変動になるものや半年毎に金利が見直される変動金利がほとんどです。
団体信用生命には強制加入でローンの返済額の中に保険料が組み込まれているため保険料は実質無料です。しかし、保険料が組み込まれている分、病歴などによっては審査が通らずローンが組めないなんてこともあります。
また、保証料が数十万発生する金融機関もあり、保証人は信用保証会社の保証が必要となっています。

繰り上げ返済に関しては手数料が無料から数万円と金融機関によって様々です。繰り上げ返済自体は1円からOKなど繰り上げ返済しやすい金融機関もあります。
また、返済口座は、銀行で借り入れた場合その銀行の口座を開設する必要があります。
借り入れの審査は購入する住宅の条件にしばりがあまりないのですが、年収だけでなく勤続年数要件などがあり、人に対しては厳しめの審査になります。

フラット35の特徴

フラット35は住宅金融支援機構の住宅ローン商品で、それを様々な金融機関で取り扱かっています。つまり、取扱いの金融機関にとって事務手数料が主な収入となっているため借入額に応じた事務手数料が発生します。また、セカンドハウスでもローンが適用されますが、リフォームのためのローンは組むことは出来ません。
金利タイプは一度借りたら全期間金利の変わらない全期間固定金利型のみとなっています。
団体信用生命は任意加入で、別途保険料が発生しますが、場合によっては民間の生命保険の収入保障保険を活用したほうが安くコストを下げることが出来ます。また、病歴があり団体信用生命保険に加入できなくてもローンを組むことは可能です。保証料や保証人は不要となります。
繰り上げ返済の手数料は無料ですが100万円以上での繰り上げ返済になります。
また、返済口座はこれまで持っている銀行口座を活用することが出来ます。
借入の審査は購入する住宅が住宅金融支援機構独自の審査基準を満たしている必要があり
ます。ただし、年収は考慮するものの勤続年数は考慮しないため派遣やアルバイトでもローンが通ることもあります。

金利の比較

では、金利はどうでしょようか?2017年3月現在で民間銀行は変動金利で0.497%~、固定金利10年で0.500%となっています。これらの金利は変動のため将来の金利は未定で借入金の支払い総額も未定となります。金利が大きく上昇すると借入期間も伸びる事もあります。
フラット35の借入期間21年~35年のもっとも多い金利は2017年3月現在で1.12%と低い基準となっています。そしてこの金利は借入期間中ずっと変わりませんので返済額が決まっています。

まとめ

ローン以外にかかる費用は総体的にみると民間ローンの方がおトクといえます。
ローン自体はというと、現在のフラット35の金利に比べて借入期間中の平均金利が上ならフラット35がおトク、変わらないか下なら民間ローンがおトクということになります。金利予測は非常に難しいのですが、今後借り入れる35年もの長い期間には金利上昇の可能性は大きいといえます。そこで、何よりもおトクなのは借入期間を短くすることです。まずは、資金計画をたてて十分な自己資金を準備しましょう。

 

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