Topページ > ローン > フラット35の金利と手数料を一覧比較!頭金次第で金利が安くなる方法も!
更新日:2017年4月28日

マイナス金利導入以降、いまだ低金利を推移している住宅ローン金利。低金利であれば、変動金利で借り入れした方が良いのかという相談も少なくありませんが、住宅ローンは長期間に及んで借り入れるため、いずれ金利の上昇リスクを考え低金利の今だからこそ固定金利を選ぶのも一つです。今回は、固定金利のなかでも代表的な商品である長期固定金利型住宅ローンの「フラット35」についてお伝えします。フラット35の金利比較、審査の流れや手数料などを比較しながら金融機関ごとの差がどれくらいあるのか見ていきます。

【フラット35金利】金融機関比較まとめ

「フラット35」金利の低い金融機関

フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供を行う長期固定金利型の住宅ローンです。住宅ローンを選ぶ際は金利だけではなく、融資手数料などの費用も含め総合的に選ぶと良いですが、まずは選定の目安となる金利について確認してみましょう。

【フラット35金利比較条件】

新規借入れ・返済期間21年以上・融資率9割以下・2017年3月実行金利

金融機関名 金利
フラット35 フラット35S
ARUHI ARUHIスーパーフラット ARUHIスーパーフラットS
15年~35年 1.02% 15年~35年(Aプラン) 当初10年間:
0.72%/11年目以降:1.02%
住信SBIネット銀行 21年~35年 1.12% 21年~35年(Aプラン) 当初10年間:
0.82%/11年目以降:1.12%
優良住宅ローン 21年~35年 1.12% 21年~35年(Aプラン) 当初10年間:
0.82%/11年目以降:1.12%
楽天 21年~35年 1.12% 21年~35年(Aプラン) 当初10年間:
0.82%/11年目以降:1.12%
みずほ銀行
(手数料定率型)
21年~35年 1.12% 21年~35年(Aプラン) 当初10年間:
0.82%/11年目以降:1.12%

※各金融機関のHPを参照して筆者が作成

同条件で比較すると一番低い金利は1.120%となりフラット35の金利を1.120%としている金融機関は多くみられます。なかでも「ARHIスーパーフラット」と「ARUHIスーパーフラットS」は住宅購入価格の20%を手持金とすることで、従来の「ARHIフラット35」と「ARHIフラット35S」よりさらに低金利で利用できます。ただし20%は難しいということであれば、他の金融機関と変わらず金利は1.12%となります。

【2017年3月版】銀行ローン、金利まとめと手数料最新一覧

審査までの流れ(店舗型、ネット型のメリット・デメリット)

それでは審査までの流れです。ここではネット型の楽天銀行での手続きの流れをみていきます。楽天銀行は申込から契約まで来店不要で、WEB申込から借入れまで最短35日程度となっています。

  1. ウェブサイトにて申込手続きを行います。
  2. ウェブ申込での情報をもとに事前審査を行います。
  3. 事前審査の結果をメールでお知らせがきます。事前審査で「承認」または「判断不可」となった方には申込書類一式が送付されます。
  4. 申込書類と必要書類一式を提出
  5. 審査(7日~14日が目安)終了後、審査結果をマイページより連絡があります。審査結果が「仮承認」になったら「本承認」取得に必要な書類が送付されます。
  6. 適合証明書、口座振替依頼書、契約書作成に関する連絡書を提出後、審査が終わったら「本承認」取得となります。
  7. 届いた契約書類に記入の上、返送します。
  8. 契約書類の確認ができたら指定口座に振込み

店舗型については「ARUHI」を参考に見てみるとローン審査後、店頭にて契約面談があります。つまり事前審査までは、店舗型もインターネットや郵送で手続きができます。ネット型と店舗型のメリット、デメリットはというと、ネット型は自宅にいながらインターネットや郵送で手続きが完了するので店舗に出向かなくていいという点は大きなメリットです。デメリットとしては、郵送での手続きであるため、不備があると再度書類のやり取りが郵送で必要になりますので状況によっては時間がかかります。一方、店舗型では、正式手続きの際に店舗に出向かなくてはなりませんが、初めての借入れの方であれば対面で相談できる安心感はあるでしょう。またネット型に比べると短時間で手続き可能で事前審査は最短当日、提出した書類の不備がなければ本審査は最短3営業日となっているので、融資希望日までに時間の余裕がない方は店舗型を選択すると安心です。

融資手数料と繰上返済手数料で比較してみる

前述の金利比較をした金融機関の融資手数料を比較してみましょう。

【フラット35・フラット35S 融資手数料と繰上返済手数料の比較表】

金融機関名 融資(事務)手数料(税込) 繰上返済手数料
ARUHI 融資金額×2.16%
※最低事務手数料208,000円
0円
(100万円以上から)
住信SBIネット銀行 融資金額×2.16%
※最低事務手数料108,000円
0円
優良住宅ローン 【住宅性能評価無】
融資金額×0.864%
※最低事務手数料108,000円
【住宅性能評価有】
融資金額×0.54%
※最低事務手数料108,000円
0円
楽天 融資金額×1.08%
【楽天銀行以外を返済口座指定の場合】
融資金額×1.404%
※最低事務手数料108,000円
0円
みずほ銀行
(手数料定率型)
融資金額×1.026%~1.404% 0円

※各金融機関のHPを参照して筆者が作成(2017年3月現在)

繰上返済手数料はどの金融機関も無料ですが、融資手数料は金融機関ごとに異なります。金利が一番低い「ARUHI」の融資手数料は他の金融機関と比較すると高くなります。仮に3,000万円を借入れた場合、金利が一番低い「ARUHI」と融資手数料率が一番低い「優良住宅ローン」と比較してみます。

【3,000万円を借入れした場合の比較】

金融機関名 金利/融資(事務)手数料率 総返済額 融資(事務)手数料 合計
ARUHI 1.02% / 2.16% ¥35,685,366 ¥648,000 ¥36,333,366
優良住宅ローン 1.12% / 0.864% ¥36,276,809 ¥259,200 ¥36,536,009

借入金額にもよりますが借入れ金額3,000万円で比較すると融資手数料が高くても金利低い「ARUHI」の方が総返済額と融資手数料の合計は低くなります。※筆者作成

つなぎローン金利を比較

フラット35は住宅引き渡し時点での融資となります。よって、土地を購入して家を建てる場合や中古住宅を購入してリフォームをする場合など住宅引き渡し前にまとまった資金が必要になります。その際に利用するのが「つなぎローン」です。こちらも前述で比較している金融機関ごとにつなぎローン金利(2017年3月適用金利)の比較をしてみます。

「ARUHI」

年3.6%~15% 融資事務手数料:108,000円

「住信SBIネット銀行」

取扱いなし

「優良住宅ローン」

融資金利を適用

基本手数料:つなぎ融資1回につき54,000円(税込) 加算手数料:融資額×0.40%(税込)※6ヶ月経過する場合は6ヶ月毎に融資額×0.4%

「楽天」

年2.61% 融資事務手数料:一律108,000円

「みずほ銀行」

1年以内3.675%

つなぎローンについては全ての金融機関で取扱いがあるわけでもなく、また金利についても金融機関ごとに異なります。

団体信用生命保険の加入義務有無

フラット35は団体信用生命保険の加入は任意となっています。ただし、「つなぎローン」については団体信用生命保険の加入を条件としている金融機関もあるので注意が必要です。

金融機関が提供している団信(団体信用生命保険)の現状もともと、団信は民間の金融機関が住宅ローンを貸す時に、万が一、借主が死亡しても借入金を残さず返済してもらうために加入を義務づけている保険です。も...

まとめ

今回は「フラット35」の金利、手数料について比較しました。金利と融資手数料だけでみれば2017年3月時点では「ARUHI」がオススメです。ただし、20%の自己資金が条件となるので自己資金が準備できないのであれば金利は他の金融機関と変わらないので融資手数料の低い金融機関を選ぶと良いでしょう。

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