Topページ > 保険 > ライフプランを元にした、最適な生命保険の組み方とは
更新日:2017年4月20日

将来かかる費用(教育費、生活費、住宅費など)

毎年収入が右肩上がりで上がっていく時代であれば、教育費や住宅費など上昇を見込んだ計画が立てられます。しかし、まだまだ希望するだけの昇給が毎年ある人は少ないようです。そんな現代だからこそライフプランをしっかり立てているかどうかが、老後難民や格差社会に負けない人生を送る秘訣と言えでしょう。ライフプランとは、人生のどの時点でどんなイベントがあるのか視覚的に表現しているものです。そのイベントにどのくらいのお金がかかるのか、その時にいくらくらいの貯蓄があるのかを考えるのがマネープランです。この二つを合わせてライフプランということもあります。

ライフプランを立てる時は、大きく収入と支出に分けますが、とりわけ大きな支出は教育費、住宅費、そして毎日の生活費です。特に教育費は子供の人数や、希望する進路先でかかる費用が大きく違いますので、いざという時足りなくならないように高めに試算しておくことをオススメしています。結婚して配偶者やお子さんがいる男性の場合、ライフプランは通常2つのパターンで考えます。1つ目は、平均寿命くらいまで老後を考えた資金計画のライフプラン。2つ目は万が一家族を残して亡くなってしまった時の資金計画のライフプランです。自分の老後のことも、万が一のことがあった時の家族の生活、教育のことも両方ともしっかりと考えておきましょう。万が一のことがあった時に家族を守るために生命保険に加入している人は多いと思います。しかし、ライフプランに沿った金額で準備をしていないと、教育資金が足りなかったり、最低限の生活しかできなかったりということも考えられます。しかし、多くの金額を生命保険で準備する必要もありません。遺族年金などの公的保障もありますので、過不足を確認するためにライフプランを確認する必要があるのです。

ライフプランのグラフ

例えば30歳男性、配偶者と4歳と2歳の男の子の4人家族の場合のライフプランを見てみましょう。2人のお子さんの教育費は中学までは公立、高校は私立、大学は私立理系のプランで試算しています。すると教育費の合計は下記グラフのようになります。

グラフをみていただくと2人で合計約3,300万円必要だということがわかります。特に子供2人が大学生の時は年間の教育費が400万円以上にもなる年もあります。

万が一の保障金額を考える時には、最低でも末子が大学を卒業して独立するまでの金額は準備しておきましょう。

【世帯主生存時のキャッシュフロー】

では具体的にどのくらい必要になるかというと、家族を残して亡くなってしまったときの資金計画プランを基に考えます。最低限第2子大学卒業までの期間準備するのであれば下記ライフプラン表の金融資産残高のマイナス分、約5,000万円が必要ということになります

【世帯主死亡時のキャッシュフロー】

カバーする保険の組み方

万一の保障を保険で準備する場合、考えたいのが必要な保障の金額はもちろんですが、期間と用途です。例えば日常の生活費や住宅費と、子供の教育費、配偶者の老後の生活費など、それぞれ目的と必要になる金額が違うので分けて考えるといいでしょう。高校までの教育費は生活費の中から支出すると考えて、必要な金額が準備できる収入保障保険などで効率よく準備しましょう。収入保障保険とは、契約から期間が経つごとに保障金額も減っていきます。それは、最初に加入した時よりも子供の成長などによって必要保障額が減ると考えられるからです。そして、教育費の中でもとりわけ大きな金額が必要になる大学進学時は、生存しているときは解約ができ、万一のことがあったときは死亡保険金で両方に備えられるように終身保険などを利用するといいでしょう。

具体的な保険ジャンル(収入保障型保険+貯蓄など)

では具体的にどのように準備したらいいかというと上表をご覧ください。葬儀代など一時的な支出は別として、遺族年金や児童手当などの収入も含めた年間支出のマイナス分、約200万円を準備する方法を考えます。収入保障保険であれば、毎月決まった金額がお給料のように入ってくるので、毎月のキャッシュフローは安定します。15万円から20万円くらい準備しておけばいいのではないでしょうか。子供の大学にかかる費用は終身保険で準備しておくといいでしょう。万が一契約者が亡くなった時は一時金として支払われますが、すぐに必要ない時は、生活費とは別に必要な時がくるまで貯蓄しておきます。必要になるまでの期間が10年以上あるようであれば、さらに運用などして予想外の進路変更へ備えましょう。配偶者の老後の生活費については、保険で準備するというよりは毎月入ってくる収入保障保険や働いて得る給与の中から貯蓄するようにしましょう。保険はあくまでも万が一の備えです。無駄の無いように準備しましょう。

まとめ

生命保険を見直すコツは、万が一のとき家族にどのような生活を送って欲しいのか、子供にどんな教育を受けさせたいのかを具体的にイメージすることです。その上でどのくらいの金額が必要なのか、いつまで必要なのか、ライフプラン表を作って計算することで過不足なく備えることができるでしょう。

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