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公開日:2017年4月4日

生命保険には加入するのがあたりまえという認識の高い日本ですが、保険の仕組みのことがよく理解せず加入している人が多い現状があります。生命保険は保障のみの掛け捨ての商品だけでなく、保障に加えて貯蓄機能が備わっている商品もあります。そしてその2つが混在して1つの保険商品になっているものもあるため一体どれが掛け捨てでどれが貯蓄性の備わっている保険かわかりにくくなっています。そこで相談事例から掛け捨ての保険と貯蓄型の保険の理解を深めていきましょう。

生命保険入るなら掛け捨て型それとも貯蓄型?

相談事例

結婚して、子供が生まれるのを機に死亡保障に加入したいが、保険の事が良くわからないという35歳男性、会社員Aさんからの質問と回答をご紹介いたします。

以下のような質問でした。

子供が生まれるにあったて必要な死亡保険を検討している。掛け捨てはもったいなく、好きではないので貯蓄型の生命保険のほうが良いのか?色々な保険会社や保険種類があるがどれがいいのか?

この質問に対し、以下のような回答をさせていただきました。

保険の基本形を知ろう

まずは、保険の基本を知ると保険が選択しやすくなります。基本を知ることで、自分で選択するための目を養うことができます。

死亡を保障する保険の基本をご説明いたします。死亡保険には定期保険、養老保険、終身保険があります。それぞれの特徴は以下のようになります。

【定期保険】一定期間を保障する保険で定められた期間で保険は終了します。場合によっては更新できるものもありますが、期間が満了になるまで何事もなければ、保険料は掛け捨てとなります。

【養老保険】定期保険と同じく一定期間を保障する保険で定められた期間で保険は終了です。定期保険と違い保険期間終了の際に保険金と同じ金額の満期金が戻ってきます。また、更新は出来ません。

【終身保険】保険料の払い込みが終了しても保険が被保険者死亡時まで続きます。満期金という概念はありませんが、解約すれば解約返戻金も発生します。解約すれば保険は終了になります。

保険料の差はどれくらい?

これらの保険の保険料は同じ保険金で同じ支払期間であれば、定期保険が一番安く養老保険が一番高くなります。保険会社によってばらつきはありますが35歳男性で保険料払い込み期間を60歳にして定期保険の毎月の保険料を基準にすると養老保険の保険料は8倍~9倍、終身保険の保険料は7倍~8倍になります。つまり、保障が必要な場合、養老保険や終身保険だと保険料が高額になり必要な保険に加入できないという事がおきる可能性があります。

しかし、毎月の保険料は高額でも保障を得ながら貯蓄もできるのであれば合理的で良いという考えもあります。

老後のお金も同時に考えて損得を計算するなら、60歳で貯めたい金額が定期保険+貯蓄、養老保険の60歳での満期金、終身保険は60歳で解約したときの解約返戻金のうちどれが一番少ない金額で済むかを検討することになります。もちろん、養老保険や終身保険で必要な保険金が足りなければほかに定期保険も加入することも考慮しましょう。

保険には保険料払い込み免除がある

貯蓄の場合、三大疾病や障害状態になってしまうとそれ以上貯蓄をしていくことが難しくなります。死亡保険の場合、高度障害になれば保険金が支払われ、ケガが原因による2級、3級障害になると保険料が免除になる機能がついています。また、三大疾病になると(適用要件は各社違いがあります)保険料が免除になる払い込み免除特約を付加できる保険が最近は多くあります。つまり、死亡以外の不測の事態でも貯蓄性のある保険であれば保険会社が保険料を払っていることにしてくれて満期金や解約返戻金を準備してくれるという事になります。

まとめ

しかし、最近、貯蓄性のある保険が値上がり傾向です。貯蓄性のある保険も前ほど魅力はなくなってしまっている現実もあります。十分な保障を得るには掛け捨ての保険は安くて魅力的です。

掛け捨てか、貯蓄性か、好きか、嫌いかもありますが、保険は必要な保障を得るものという事を忘れずしっかりライフプランをたてて、必要な保険に加入することを念頭において自分に合った保険選びをしましょう。
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