Topページ > 保険 > Webサイトや雑誌の保険ランキングはどこまで信用できるのか、中立的な保険の探し方
更新日:2017年3月22日

保険商品というのは、ほんとうに多種多様な商品があり、しかも複雑な仕組みになっています。
理解するのはとても大変です。
いったい何を基準に選んでいいのかわかりません。
そんな時、保険商品のランキングで優秀な商品を紹介してくれるのは助かります。
しかし、そのランキングというのは、ほんとうに信用していいのでしょうか?
その疑問にズバリ!お答えします。

保険ショップのランキングは、売りたい保険ランキング?

先日、ある来店型の保険ショップのサイトに発表しているランキングについてのコメントを書いてはどうかという話をもらいました。

どんな保険商品がランキングになっているのか確認をしました。実際、そのランキングをみた印象は、保険ショップが「売りたい保険商品ランキング」になっていました。まあ、そうですね。これは仕方がありません。保険ショップは、保険を売ることがビジネスなのですから。それに、保険ショップで取扱のない保険商品はランキングに入っていないのは仕方がないことです。また、あまり力を入れて売りたい商品(販売手数料の少ない商品)は入らないで、力を入れて売りたい商品(販売手数料の多い商品)は、ランキングの上位になっているのです。ということは、保険の見直しを考えている人がこのランキングをみてもあまり参考にならないということになってしまいますね。

比較サイトのランキングはどうだろうか?

生命保険の比較サイトがいくつもあります。自分の年齢などの条件を入れると、いくつかの保険商品が順番に出てきます。しかも、比較サイトで検索して表示された保険商品は、そのまま資料請求ができるようになっていて便利です。でも、資料請求までできるということは、保険会社がスポンサーになっていると言うことでしょうね。比較サイトでは、全部の保険会社を比較することはできません。

どうしても、契約をしている保険会社だけになってしまいます。サイトで表示されている人気順位というのはもしかしたら、契約料金の高い順位かも知れませんね。それと、保険の比較サイトで検索する場合は、条件が一定ではありません。入院限度日数とか、特約など注意が必要で、ある程度の知識が必要になります。

ムックの保険ランキング本の見方

保険のランキング本は、本(ムック)でも何冊か出版されています。しかし、注意してみると、保険ランキングの本なのに保険会社の広告が入っているものがあります。そうすると、このランキングというのは、本当に公正中立といえるのでしょうか?広告が入っているということは、スポンサーです。スポンサーに対して不利な情報を掲載することはできません。また、保険会社の広告以外に保険ショップの広告が載っているムックがあります。しかも保険ショップに所属している人がランキングのアンケートに参加しているのです。ランキングは、優秀な商品のランキングだけではなく、売りたい商品に誘導するために、ランキングが使われる場合もあるというのをおわかりになりましたでしょうか。

本当に信頼できるランキングはこれだ!

では、どういうランキングなら信頼できるのでしょうか?ズバリ、広告の入っていない「保険のランキング」の本です。それに保険のランキングですので、保険のプロに対してアンケート調査をおこない、ランキングをする必要があります。ここで重要なのが保険のプロが誰なのか?ということです。販売代理店のような「保険を販売するプロ」ではなく、「独立系の保険のプロ」の意見が大切です。

オススメなのが、宝島社から毎年発行されている『よい保険・悪い保険』と晋遊舎の『保険完全ガイド』です。ただ、晋遊舎の『保険完全ガイド』は、アンケートのランキングはやめたみたいで、基準が少し曖昧になっています。ランキング本で一番重要なのが、公平中立であると言うことです。これが最低条件ではないでしょうか。

また、これらのムックは、30歳、40歳、50歳の保険料も掲載されています。これが保険選びで重要になってきます。保険のランキングで1位になっているのは、それなりにバランスのよい保険が1位になることが多いのですが、実は、年齢や条件によっては、2位、3位、4位の方が保険料は安くなる場合もあります。自分の入りたい保険のジャンルの中で、自分の条件に近い商品を見つけて、さらに自分の年齢に近い保険料のところを比べると、ベストな保険選びができると思います。最終的に入りたい保険の候補を3つぐらいに絞り込んで、さらにネットなどで情報を確認して、資料請求をしてさらに確認して、それから決めるのが納得のいく保険のベストな入り方だと思います。

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