Topページ > 保険 > 4月から考える、子どものための保険はなにが必要?
公開日:2017年3月29日

陽射しが暖かい4月は子供の入学シーズン。たくさんの希望とともに不安もあるのではないでしょうか?日頃観るマンガでもキャッチボールをしていて窓ガラスを割ってしまったり、ケガをして入院したり様々な事故の場面がありますが、万が一の備えの一つに「保険」があります。家族の環境が変わる4月は保険を見直す良いタイミングです。どのような心配をどのような保険でカバーできるのか、FPである筆者への実際の相談事例をあげてご紹介しましょう。

4月から考える子どものための保険

ケース①自転車でよく遊びに行くので子供のケガが心配

子供が自転車に乗るとスピードもだしがちで転倒しケガをすることも多いものです。一般的な医療保険では入院時のみ対象になり、特約がない場合はケガでの通院のみでは対象になりません。ケガをして病院にいくとCTやレントゲン検査をすることが多く治療が必要なくえも医療費が高くなりがちです。よってケガの通院のみでも対象になる「傷害保険」に加入すると安心です。一人だけ対象になりケガの通院・入院のみ1日1000円ほどの保障なら保険料は月500円ほどでしょう。

子供が多い場合は、親を被保険者本人にして「家族特約」として傷害保険がオススメです。「家族特約」は子供だけでなく同居の親族(親なども)も対象になるので家族が多いほどお得です。保険料は1日1000円の入院・通院家族全員で1700円ほどになります。

ケース②ケガをさせるなど人に迷惑をかけるのが心配

自転車に乗る機会が多い方は、自分自身のケガのみではなく、他人をケガさせてしまった場合への賠償保障も準備しておきましょう。自転車事故の判例では、男子小学生(11歳)が帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路で歩行中の女性(62歳)と正面衝突し、女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態となり9,521万円の支払い命令がでました。( 神戸地方裁判所、平成25(2013)年7月4日判決。日本損害保険協会HPより)子供が起こした事故でも親の監督責任が認められ多額の賠償命令が出ることがあります。

このような場合に補償となる個人賠償責任保険は、先に挙げた傷害保険、自動車保険の任意保険や共済に特約で付帯でき、月100円ほどでつけられ、家族全員が対象になります。また、この個人賠償責任保険は自転車事故のみではなく日常の様々な賠償事故が補償されます。

野球をしていて民家の窓ガラスを割ってしまったり、観光地でお土産品の壺を見ていたところ誤って割ってしまったり、スキーをしていて衝突し人をケガさせってしまったというケースも対象です。我が家がお世話になったケースでは、子供が友人宅でWiiのボーリングゲームをしていてリモコンを吹っ飛ばしテレビの画面を割ってしまい修理不可能でしたが、4万3000円の保険金がおり、テレビの再購入費用の負担にしました。ました。突発的な支出は家計に大きなダメージを与えますのでとても助かりました。

加入すべき保険の考え方

保険は誰にでもこれがいい!という万能なものはありません。預貯金が十分あればそもそも保険は不要ですので、保険でまかないきれないような個人賠償や健康保険の高額療養費でまかなえない先進医療・自由診療に備える保険があればよいかもしれません。FPである筆者のもとに「どの保険が一番安いですか?」と開口一番尋ねられるお客様が稀にいらっしゃいますが、それだけではお答えできないと回答しています。家族状況・収入・持っている資産や負債・将来の夢や不安など様々なことを総合的に考えて保険を選ぶべきでしょう。家族が万一の時に困らないよう、しっかりと「我が家」にぴったりな保険を選んでいきましょう。

 

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