Topページ > 保険 > 学資保険とは?入る時に知っておくべき基礎知識と選ぶポイントとは?
更新日:2017年4月28日

学資保険とは、子どもが大学等へ進学するための教育資金の準備を目的とした貯蓄性の高い保険のことです。保険には、生命保険や損害保険のように予測できない万一に備えるものもありますが、学資保険は子どもの大学等への進学時の入学金や大学等在学中の学費など将来的な支出に備えて、子どもが小さいころから毎月一定額の保険料を支払い、積み立てをする保険です。学資保険の特徴を知って、子どもの進学に備えるための1つの方法として活用しましょう。

学資保険で受け取れる保険金

学資保険は、18歳の大学進学時期や22歳の大学卒業時期などを満期として契約し、満期を迎えたときに満期保険金を受け取ることを目的とした保険です。学資保険が預金や貯金ではなく保険と呼ばれるのは、契約者(親)と被保険者(子)が生存しているときに受け取れる祝金や満期金以外に、契約者(親)、または被保険者(子)が亡くなった場合の保障が含まれているためです。一般的に受け取れる保険金は以下となります。

表1 学資保険で受け取れる保険金

満期時に契約者(親)と被保険者(子)ともに生存している場合 ・進学時期に祝金、満期時には満期保険金を受け取れる。

※大学入学の年から4年間、毎年給付金を受け取れるタイプもある。

満期前に契約者(親)が死亡した場合 ・契約者(親)死亡後の保険料の支払いが免除される。

・保険料免除後も、祝金や満期金は契約通り受け取れる。

※契約者死亡から満期まで育英年金を受け取れるタイプもある。

満期前に被保険者(子)が死亡した場合 ・今までの積立額を死亡保険金として受け取り、契約は終了となる。

※死亡保障目的ではないため高額の死亡保険金は受け取れない。

満期時に契約者(親)と被保険者(子)ともに生存している場合の保険金の受け取り方には、「①満期保険金を一括で受け取る」方法と「②満期保険金に加えて、子どもが小学校や中学校や高校に進学するなどの節目の年齢にお祝い金を受け取る」方法の大きく分けて2つがあります。

①の例(満期金を一括受け取り)

②の例(祝金と満期金を受け取り)

学資保険商品の紹介

学資保険は、かんぽ生命や共済、一般の保険会社などで取り扱われています。名称は保険会社によって学資保険や子ども保険など様々ですが、いずれも教育資金の準備を目的とした貯蓄型の保険です。今回は、かんぽ生命の学資保険と、JA共済のこども保険について簡単に紹介します。

(1)JPかんぽ生命「学資保険 はじめのかんぽ」

「学資保険 はじめのかんぽ」は、郵便局の民営化によりリニューアルされた学資保険です。古くからある商品という安心感に、出産前加入制度と医療保障特約が加わり、魅力度が上がっています。

出産前加入制度は、出生予定日の140日前から学資保険加入できる制度です。出産前に学資保険に加入することで、保険料支払い期間を長くすることができるので、毎月の保険料が少し安くなります。また、医療保障特約はお子様がケガや病気で入院した時や入院中の手術、そして長期入院に備えることができます。さらに災害特約の付加で不慮の事故にも備えると、お子様の医療保障への備えが厚くなります。

保険金の受け取り方は、満期金を一括で受け取る「大学入学時の学資金準備コース」と、満期金に加えて大学在学中の学資金を受け取る「大学入学時+在学中の学資金準備コース」、小中高の入学時に祝金を受け取る「小・中・高+大学入学時の学資金準備コース」があります。

(2)JA共済の学資保険「こども共済 学資応援隊」

JA共済は農家組合員しか利用できないと思われている方もいらっしゃるようですが、実は「正組合員(農家組合員)」でなくとも、「准組合員」または「員外利用(組合員にならずに利用)」する方法があります。つまり、会社員の方でもJA共済の学資保険の利用は可能なのです。

JA共済の「こども共済 学資応援隊」も、出生前加入特則の付加ができ、出生予定日の140日前から加入ができます。中学校プラン、高校プラン、大学プランの3つがあり、それぞれの基本型タイプでは、共済金額の一定割合を年1回受け取れるので、毎年支払う学費に充てることができます。入学時には入学金など学費が多くかかることから初年度に多めの金額を受け取りたい場合は、初回の受取額が多い入学準備型タイプを選択することができます。

学資保険には、上記以外にも複数の保険会社が扱うこども保険などがあります。

学資保険への加入に向けて

では、学資保険に入りたいと思ったら、どこへ問い合わせたら良いのでしょうか。

かんぽ生命の学資保険への加入を希望する場合は、最寄りの郵便局で相談するか、かんぽコールセンターへ問い合わせます。JA共済の子ども共済への加入を希望する場合は、最寄りのJA共済窓口で相談ができます。

また、一般の保険会社が取り扱う学資保険への加入を希望する場合は、保険会社の担当者へ相談するか、保険ショップなど代理店で相談したり、電話やネットで資料請求することとなります。

学資保険は子どもが成長するまでの間、長期間にわたって保険料を支払い続けるのですから、加入前にいくつかの学資保険を比較検討してから、加入を決めたいものですね。

まとめ

学資保険は、進学プランにあわせて、保険金を受け取る年があらかじめ決まってくる保険ですが、その一方で保険金の受け取り方の選択肢が多い保険です。加入前に「入学時に一括で受け取りたい」「教育を受けている間、毎年受け取りたい」など、決めておいてから、比較検討する必要があります。保険金が安いからとか返戻率が良いからという理由だけで選択し、必要な時に必要な額を受け取れないことのないよう、学資保険の特徴をしっかり押さえてから加入しましょう。

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