Topページ > 保険 > 飛行機遅延・欠航に備える保険とは
公開日:2017年1月29日

仕事や旅行で飛行機に乗る人は多く、LCCの普及もあって国内でも欠かせない移動手段になってきています。ただ、飛行機での移動は天候不良等で遅延したり欠航したりして、予定が大きく狂ってしまうこともあります。そのような時に役立つ保険があるなら加入を検討してみたいものです。飛行機の遅延・欠航に備えられそうな保険はどのようなものでしょうか。

損保会社の旅行保険で備える

損害保険会社には海外旅行保険や国内旅行保険があり、旅行中の備えを確保することができます。補償内容は事故によるケガの補償(死亡・入院・通院・手術等)や、賠償責任の補償、携行品の盗難や損害の補償等が中心ですが、オプションで飛行機の遅延・欠航に備える補償を付けることもできます。

海外旅行保険の場合、下記の2つが主な補償となります。

寄託手荷物遅延等費用補償

航空機に搭乗する際に預けた手荷物が、航空機が目的地に到着してから6時間以上遅れて到着した場合、手荷物が来ないことで被保険者が購入した衣類や生活必需品(洗面用具等)、身の回り品(購入した生活必需品等を持ち運ぶためのかばん等)等の費用を補償(1回の寄託手荷物遅延につき10万円を限度)してもらえます。手荷物が被保険者のもとに到着した時以降に購入したものは対象外です。

航空機遅延費用補償

下記の事由が生じたことで搭乗予定の航空機が6時間以上の出発遅延や欠航した時、または搭乗した航空機の着陸地変更によって発生したホテル代等を補償してもらえます。

補償対象となる事由……6時間以上の出発遅延、欠航・運休、航空会社の搭乗予約受付業務の不備によって搭乗できない、搭乗機の着陸地変更で着陸時刻から6時間以内に代替便を利用できない

航空機を乗り継ぐ場合の乗継地での遅延等も補償対象に含まれます。1回の航空機遅延での補償は2万円を上限としている保険が多いです。内旅行保険はあまり商品数が多くなく、補償の中心は航空機の欠航や着陸地変更で宿泊費を追加負担することになった時の補償(1回の欠航・着陸地変更で1万円を上限)となっています。

航空会社(LCC)が用意している保険で備える

昨今はLCCと言われる航空会社が多くの国際線や国内線に就航していますが、LCC各社は独自に旅行保険(補償の引受は損害保険会社)を用意している場合が多いです。各社のホームページを見てみると、損害保険会社の海外・国内旅行保険のような遅延や欠航に備える補償を確認することができます。補償内容は予めセットになっているので補償を自由に選ぶことはできませんが、航空券と一緒にインターネット上で加入手続きができるので、決済等の手間も省けて気軽に加入しやすいです。

クレジットカードの付帯サービスで備える

多くのクレジットカードにはシンプルな傷害保険が付いています。補償内容はクレジットカードによって異なり、中には航空機遅延の補償が自動付帯しているカードもあります。

クレジットカードに付帯している航空機遅延の補償例

・寄託手荷物遅延費用保険金……衣類や生活必需品を補償(1回あたり上限2万円)

・出航遅延費用保険金……食事代を補償(1回あたり上限2万円)

・乗継遅延費用保険金……宿泊代や食事代を補償(1回あたり上限2万円)

・寄託手荷物紛失費用保険金……衣類や生活必需品を補償(1回あたり上限4万円)

クレジットカードの補償も損害保険会社が引き受けているので、補償の対象となる事由は旅行保険と基本的に同じです。目立つのは遅延や欠航した時の補償が旅行保険とは違って食事代となっているくらいですが、自動付帯であれば別途保険料を払うことはないので、保有しているクレジットカードの補償内容を旅行前に確認しおきましょう。

飛行機の遅延や欠航に備える保険は、何れも補償してもらえる額は大きくないです。ただ、見方を変えれば保険金を受け取れる事由が多いのかもしれません。傷害補償が付いていれば事故によるケガにも備えられ、短期間なら保険料も安いので、旅行に行く時は安心のために加入しておくのも良さそうです。

※保険会社・航空会社・クレジットカード会社や保険商品によって補償内容は異なります。詳しくは保険会社等へ直接問い合わせてみてください。