Topページ > 保険 > よくCMでも流れてるがん保険は入るべき?そのメリットとデメリットとは
公開日:2017年2月3日

がん(悪性新生物)は日本人にとって国民病ともいえるほど多くの人が罹患しています。死に至ることも多いですが、早期発見し早期治療すれば治せる時代になってきました。でも治療するには治療費等を確保しておかなければなりません。がん保険はがん治療へ経済的に備える手段としてとても有効です。がん保険のタイプや加入するメリットデメリットをまとめてみました。

がん保障の種類

がん保険にはいろいろな保障が並んでいますが、一般的には下記のような保障があります。保障額は予め決まっている場合もあります。どの保障が主契約(外せない保障)でどの保障が特約(希望によって付けることができる保障)なのかは、がん保険によって異なります。

  • がん診断給付金
    がんと診断確定されたときに受け取れる給付金
    1回あたり50万円や100万円のようにまとまった額で受け取れるので、治療方法を限定せずにその後の治療費用等に活用することができます。
  • がん入院給付金
    がんの治療を目的とした入院をしたときに受け取れる給付金
    1日あたり1万円や2万円のように日額で設定をします。
  • がん手術給付金
    がんの治療を目的とした手術をしたときに受け取れる給付金
    1回あたり20万円(入院給付金日額の20倍)のような設定になっていることが多いです。
  • がん通院給付金
    がんの治療を目的とした通院をしたときに受け取れる給付金
    1日あたり1万円のように日額で設定をします。入院しないがん治療が増えてきていることから、入院の有無を問わない設定が増えてきています。
  • がん先進医療給付金
    がんを直接の原因として先進医療による療養を受けた時に技術料相当分を受け取れる給付金
    陽子線治療や重粒子治療のように技術料が300万円程度と高額な場合でも、技術料相当分を受け取れる他、交通費等の名目で10万円程度上乗せした額を受け取れる設定もあります。
  • 抗がん剤治療給付金
    がんの治療目的で抗がん剤治療をしたときに受け取れる給付金
    1回あたり、または治療を受けた月ごとに10万円のような額で設定をします。
  • 放射線治療給付金
    がんの治療目的で放射線治療をしたときに受け取れる給付金
    1回あたり20万円のような額で設定をします。

がん保険のタイプ

がんの治療方法は時代とともに変わってきているので、最近のがん保険はいろいろな治療方法に対応できる内容になっています。以前はがん入院給付金とがん手術給付金を主契約としているがん保険が多かったですが、入院しないがん治療や手術をしないがん治療にも対応できるよう、治療方法を限定せずにまとまった額の給付金を受け取れる保障(がん診断給付金等)を、主契約とするがん保険が増えてきています。

また、昨今は解約返戻金のない掛け捨てタイプが多く、保険料払込免除特約(がんと診断確定されたら以後の保険料払込が免除)の設定があるがん保険も増えてきています。

がん保険のメリット

がんの治療は高額になる場合もあり、先進医療になると300万円を超えるような場合もあります。治療後も仕事に影響が出たり再発・転移したりする可能性があります。がんの治療をする際、経済的な理由で治療方法を限定したくはないものです。頑張って預貯金をしてがん治療へ備えることもできますが、百万円単位になると簡単にできることではありません。がん保険は保障対象をがんに限定していることで、比較的少額の掛け金で大きな保障を確保することができます。がん保険に加入していればがん治療へ適切に備えられるだけでなく、付帯しているサービスによってセカンドオピニオンや治療の相談等のサービスを受けることもできます。

がん保険のデメリット

がん保険はがんへ備える保険なので、がん以外の病気やケガをした時には給付金を受け取れません。古いがん保険を中心に、がんになっても入院をしないと全く給付金を受け取れないがん保険もあります。がん保険に加入してもがんにならなければ、保険料を払うだけで勿体ないと感じる人もいるかもしれません。

がんへの備えで大事なのは、がんになった時に如何に早期発見し、早期治療するかです。そして、治療をする際、経済的な理由で希望する治療を断念しなければならないことのないよう、確実に備えておくことです。がん保険に頼らない備えもできますが、がん保険で総合的に備えておく方が安心できるなら、頼りにしても良いのではないでしょうか。